レヴューガール

解説

「モンナ・ヴンナ」「成金」等のリヒャルト・アイヒベルク氏が監督した映画で、アルフレッド・ハルム氏の原作からハンス・スツルム氏が脚色したもの。主役は新進のディナ・グララ嬢でヴェルナー・フュッテラー氏、ユリウス・ファルケンシュタイン氏、マックス・ハンセン氏等が助演している。(無声)

1928年製作/ドイツ
原題:The Revue Girl Das Girl von der Revue

ストーリー

陽気でお転婆なレヴュー・ガールのキティーを恋する若いアレクセル・ホルム伯爵は彼女に会いたい一念からレヴュー劇場の門衛にまで変装する。彼の余りの熱心さにキティーはからかい半分の気持からアレクセルの希望を容れ門衛のままの扮装で自分達踊り子の部屋に入れてやる。アレクセルの身持を聞き知った彼の伯父ロデリッヒが甥の品行を直さんとはるばるベルリンに出て来るが、結局伯父の取計ひは若い二人の心を結びつけるような結果となってしまう。二人は結婚の約束をし、ついに式を挙げることになったがアレクセルの親類が礼儀正しく居並ぶ式場でキティーの友達は大浮かれに踊り出して醜態を演ずる。アレクセルがこれを責めたためキティーは機嫌を損じ新婚第一夜に良人を拒んだのでアレクセルも腹を立てて家を飛び出し仮装舞踏会に出かけて行く。キティーは急いで彼の跡を追い掛ける。仮装舞踏会の席上アレクセルはマスクをかけた見知らぬ美人と知り合いになり目かくしをされたまま彼女に伴われて女の家にゆく。女の部屋へ着いたアレクセルがようやく許されて目かくしをとって見ると彼は自分の家の寝室に妻と一緒に居たのであった。

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