フリーセックス地帯を行く 天国か地獄か

劇場公開日:

解説

フリーセックスの国スウェーデンに半年間の長期ロケを行ない、ルイジ・スカチーニが製作・監督し、クラウディオ・ラッカが撮影したドキュメンタリー。音楽はピエロ・ウミリアーニが担当している。なお日本語版ナレーションは三国一朗がつとめている。

1968年製作/イタリア
原題または英題:Sweden, Heaven and Hell
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1968年12月28日

ストーリー

フリーセックスの国、社会福祉の完璧を誇る国、スウェーデンでは、性教育は中学生の頃からはじめられる。有名高校では、“性衛生学”の講義がおこなわれており、毎週土曜は、学校で仕立てた“喜びの船”で実地が行なわれる。ストックホルムの町角にはコンドームの自動販売機が設置されている。が、性の自由化は青少年の不良化をもたらし、少年たちが群をなして少女を暴行する事件がひんぱんにおこる。さらにカメラは、近親相姦、性教育は五歳から行なうべきと主張する十四歳の少女のセックス・インタビュー、公然と売られる春本・春画、昼は婦人警官、夜はヌード・スタジオにつとめる女性、夫婦交換パーティ、ヌーディスト・クラブ、レズビアン、ホモセクシュアル、また十二時間に一人の割での自殺者の理由--等々、スウェーデンの実態をあばいて行く。

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