劇場公開日 2024年3月22日

続・夕陽のガンマン 地獄の決斗のレビュー・感想・評価

全39件中、21~39件目を表示

5.0アーチー・スタントン!

2023年9月7日
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鑑賞方法:映画館

子供の頃に何度もテレビで観たはずの映画ですが、そのぼんやりとした記憶をあっさり塗り替える凄まじい熱量を放つ作品。やはりクライマックスのサッドヒルでの決斗が素晴らしいですが、その直前に挿入されるお話とほとんど関係のない橋梁爆破シーン。キャストのすぐ近くまで破片が飛んでくる容赦ない映像に身の毛がよだちました。セルジオ・レオーネ恐るべし。

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よね

4.0三部作では一番まとまってる

2023年5月16日
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パクリの用心棒、話が分かりづらい夕陽に比べると、背景の南北戦争のスケール感、三人三様のキャラクターの明確性、終盤のスリラーなど、良くまとまった作品です。
ただマカロニは安っぽくてガサツなところが魅力ともいえるので、三部作では一番マカロニらしくない、とも言えます。
しかし2時間40分は長すぎる、1時間半で十分。最近の無駄に2時間超え作品を思い出した。

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越後屋

5.0傑作!

2022年9月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

寝られる

萌える

子供の頃に憧れた世界が詰まってた。
広い荒野、ピストル、イケメン、いかした音楽、金、暴力、セックス、馬、酒、タバコ、ファッション等、そして盛り上がる決闘シーンとラストの結末、颯爽と去る主人公。完璧です。

昔からテレビでの放送含め何度も観てきたけど、編集されてない3時間バージョンは途中眠くもなります。
なのに評価が下がらないのは優れた箇所が多くて引き上げてしまうから、そしてその優れっぷりが他に例を見ないほどの出来だからです。

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しんちゃん♠️

3.0善玉、悪玉、卑劣感

2021年7月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2021年7月4日
映画 #続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 (1966年イタリア)鑑賞

#クリント・イーストウッド と #リー・バン・クリーフ の共演か!と思ってたら、もう一人、#イーライ・ウォラック という方も主要人物でして、この方は、#アクターズ・スタジオ 創設メンバーの1人だそうです。以上です

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とし

4.0主題曲にビックリ

2020年9月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

劇場で観たときは、モリコーネのメロディに度肝を抜かれ、見終わってもあのメロディが頭の中を駆け巡った。
墓地に隠された20万ドルを善い奴(クリント・イーストウッド)、卑劣な奴(イーライ・ウォラック)、悪い奴(リー・バン・クリーフ)が奪い合う。
橋の爆破シーンは危なかったねぇ。
最後の三角決闘は面白い。

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いやよセブン

4.5笑えてかっこいいウェスタン!

2020年8月29日
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鑑賞方法:TV地上波

笑える

興奮

萌える

凄く面白かった!3人ともに「名前」はあるけれど、実際それぞれがuglyでbadでgoodでもあるのが気に入りました。早撃ちイーストウッドが一番かっこよい!あのボンチョ、この映画でこんにちは!

ロードムービーなんですね!それで多分わかったことがあります。2003年のNHK大河は「武蔵 MUSASHI」で新之助(今の海老蔵)が宮本武蔵を演じました。お通は米倉涼子。その大河の音楽は、担当プロデューサーがイタリアまで行ってモリコーネに依頼したんです。その話を聞いた当時の私にとってモリコーネはニューシネマパラダイスの人でした。でも違う!この映画見てわかりました。プロデューサーはこの映画のモリコーネを愛していて、それでロードムービーとしてのMUSASHIを作ったんだと思います。逞しく武蔵を追う女なんだから逞しいお通じゃなきゃだめなんだって言ってました。モリコーネの音楽をバックに、ひとりだったり、二人だったり三人の若者を前を向いてひたすら歩かせたかったんだ。そして決闘!!本人に聞きたいのに叶いません。今年の初夏にお亡くなりになったからです。つい最近知りました。

この映画のこと教えてくださった近大さん、ありがとうございます。

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talisman

3.5面白い part 2

2020年8月9日
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パート2が成功する確率は何パーセントぐらいだろうか?もちろんビジネス的にはほとんど成功するだろう。しかしファンが見て、ああ面白かったと思うようなパート2は多分5作から10作に一つぐらいではないだろうか?そしてこの Part 2はそんな貴重な面白い Part 2であった。オリジナルがどちらかと言うと本格派で芸術作品のようなものを醸し出しているのに対し Part 2は純粋な大衆娯楽映画だった。主人公が単なるかっこいい正義の味方になってしまったが、それはそれとして 面白い映画だたと思う。なんといってもダーティーハリーをもう一度見れて楽しめて良かった。

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タンバラライ

3.0死が軽くてありがたい

2020年6月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

どんどん打ってどんどん死んで頭空っぽでストーリーいらずでありがたい。
止め画とアクションのメリハリが肝なのね。

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あした

4.5人間臭さが面白い

2019年10月28日
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どこか牧歌的な西部劇だが、人間の面白さが良い。残酷な現実を挿入してるのもいいし、音楽がいいな。こんなにわかりやすい盛り上がりは現代の映画にはない。

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ドラゴンミズホ

4.5The Good, the Bad and the Ugly

2019年10月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

以前の二作品に比べると戦争映画の要素がかなり強く、かなり予算がかかったスペクタクル映画に感じる。物語を通して20万ドルを巡るスケールの大きい冒険を描く。本作は三人の主人公が登場し、それぞれの登場シーンは鮮烈で個性的だ。セルジオレオーネのねちっこいカメラワークはこれぞマカロニウエスタンといった感じ。エンジェルの手下にトゥーコと協力するシーンは音楽と共に興奮する。そして最後のサッドヒル墓地のセットのスケール感と決闘シーンは正に映画史に残る素晴らしいものだと実感した。

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Journeyman

5.0友達いるやつ、いないやつ

2019年9月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 友達のいる奴、いない奴。ドアから入る者、窓から入る者。「人間には2種類ある」を連発するトゥコ。『スウィングガールズ』でも使われたほどの有名なモチーフだ。 ウォラックがugly、ヴァン・クリーフがbad、イーストウッドがgood。後世でよく使われる文字の挿入も面白い。

 砂漠を歩かされ、顔がただれてしまう様子。リー将軍万歳!と言ってしまい、北軍の捕虜になってセテンサと出会うシーン。騙し騙され、2本線のストーリーが見事に絡み合い、次々と展開して飽きさせない。ストレートすぎる『夕陽のガンマン』よりも絶対に面白い。殺した兵士と手錠で繋がれたままでいるトゥコがレールの上に置いて列車に轢かせるシーンも使われていますね。

 面白い部分がかなり多いのだけれども、後半に南北戦争を取り入れたことが蛇足気味。その前にセテンサの部下を殺してるんだから、あの場面でクライマックスを迎えるのがベストかもしれない。180分は長い!(エクステンディド・イングリッシュ・バージョンにて)

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kossy

3.5『サッドヒルを掘り返せ』の予習

2019年3月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

あれだけのおバカさんたちを生産した映画とは一体どんなものなのか? 確かめるために鑑賞。
長さの割には長さを感じないのは、三者の駆け引きに引き込まれるからか。お笑い担当卑怯者がいいキャラだからか。

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なお

3.0意外!

2019年3月1日
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鑑賞方法:試写会

南北戦争を背景に、ストーリーが展開するとは思わなかった。「卑劣漢」が憎めなくて、常に笑いを誘う。音楽も良い。

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ちーきー

5.0問答無用の面白さでねじ伏せられます

2018年9月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

突っ込みどころは結構あるが、そこは時代劇同様、お約束という事でカッコ良ければすべてよし
許されます
あまりのカッコよさにしびれ通しの3時間弱です
冒頭のテーマ音楽でもうノックアウトです

本作ではありきたりな西部劇を脱し、よりスケールの大きな大作を狙ったものというのがよく分かります

単純な勧善懲悪を廃して、卑怯者を配置することでお話に広がりをつくり一種のロードムービーをなす構造になっています

さらにスペクタクル要素を作る為に、時代を少し遡って舞台を南北戦争末期に置きます
これによりお話がさらにスケールアップしました

見所はやはり、橋を巡る南北両軍の戦闘と爆破
そしてトライアングルでの決闘の半端ない緊迫感
そしてその二つに挟まれたシーン
瀕死の南軍兵士に自分のコートを掛けてやり、葉巻の最期の一服をさせてやります
死を見届けてコートの代わりに傍らにあった彼のポンチョをもらってその場を離れます
そして次のシーンはそのポンチョを纏っています
そう!荒野の用心棒、夕陽のガンマンでのあの姿がここで現れるのです
ここのカッコ良さは前二作を観てないと分かりません
よって、お話は全く別なのに邦題は「続」夕陽のガンマンなんです
とにかくしびれます

そしてラストシーンでようやく卑怯者と紹介されます
この小粋さ!ったらありゃしない

本作の公開は1966年です
米国の公民権法施行は1964年
法的にはそれによって黒人差別は撤廃されたはずですが、現実はそうではなく黒人の平等を求める運動は先鋭化し各地で大きな暴動まで起こっていた時期です
南北戦争はご承知の通り、南部の奴隷解放拒否に端を発しています
本作では奴隷制度を死守しようとする南軍が敗色濃厚として描かれます
つまり南北戦争を題材に選んだのは当時の時流に沿ったものだったのです

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あき240

5.0続・夕陽のガンマン もう50年ぐらい前の映画か。セルジオレオーネと...

tさん
2018年4月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

続・夕陽のガンマン
もう50年ぐらい前の映画か。セルジオレオーネとクリントイーストウッドのマカロニウエスタン。汚ねえ(見た目も心の中も)オッサンしか出てこない映画なんだけど、逆にそれがリアルで良い。

僕は西部劇はあまり観たことがないので、西部劇映画の醍醐味みたいなものはよく分からないが、分からないなりに良いところを説明すると・・・

この映画の3人のメインキャラは、神と悪魔、そして人間、のメタファーになっている。
人間役はイーライ・ウォラック。こいつが劇中、汚いクソ醜態を晒しまくって「どうしようもねえオッサンだな全く困ったもんだ」と思わず笑っちゃうんですけど・・・

・・・イーライ・ウォラックとクリント・イーストウッドは旅の途中で、南北戦争の戦場に遭遇。1つの橋を守るために殺し合いを続ける南軍と北軍。身なりは立派で、国のために戦うという志もさぞご立派ですが・・・なぜ無益な殺し合いを続けるのか?

果たしてどっちがクソなのか?

人間なんだから汚い醜態晒しても別に良いじゃねーか。

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t

2.0イーストウッド!

2016年10月10日
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鑑賞方法:映画館

西部の漢は孤独、言葉なんて要らない。逞しい奴・利口な奴・カッコいい奴のバトル、ロードムービーも兼ねている。若イーストウッドめちゃくちゃ二枚目。ユーモアもイケテる台詞も一杯。
この映画の良さは女には分からんやろなー

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めたる

4.0男の子の夢世界

2016年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

興奮

萌える

いやぁ、やっぱりこの音楽ですかね。完全に男の子にさせられてしまいます。モリコーネ天才、はい。
イーライ・ウォラックは、『ミスティック・リバー』でちょい役で酒屋の店主やってて、いい感じでおじいちゃんになってるなぁ、って思ったりしてましたが、そうですよね、このギラついたUglyぶりがその根っこにあるんですよね。
セルジオ・レオーネ作品はかなり見ていて、その中でもやっぱり後期の三作が好きではあるんですけど、でもこの『続』は違った意味で好きではあります。願わくば、この作品にリアルタイムで、もっと小さい頃に出会いたかったなぁっていうのがありますね。小学校高学年ぐらいがベストかな。そうしたら明日はかならず、葉巻らしきもの咥えて、苦虫を噛み潰したような顔してますよ、私。

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チャーリー

5.0人間ドラマとしても傑作

2014年1月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

まずオープニングから圧倒されました。誰もが一度は聴いたことのあるテーマ曲は、興奮を与えてくれます。
ズームやロング・ショットの使い方も独特で、長いカットが多いのに鬱陶しくないのです。これも評価すべきポイントです。
また、登場する人物に一人ひとり物語があり、それらも作品に影響してくるので、人間ドラマとしても傑作と言える一本です。
ただし、『続・夕陽のガンマン』というタイトルですが、『夕陽のガンマン』の続篇ではありません。

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ハットコック

4.5善玉、悪玉、卑劣漢、モリコーネ!

2013年1月4日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

ブームの火付け役となった「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」、詩情豊かな「ウエスタン」、総決算とも言うべき「夕陽のギャングたち」…多くのマカロニ・ウエスタンを手掛けたセルジオ・レオーネ。
中でも最も好きなのが、この「続・夕陽のガンマン」。
だって、面白さ楽しさてんこ盛りなのだから。

南北戦争時代、隠された金貨を巡って繰り広げられる3人の男の壮大な旅と攻防。
善玉=クリント・イーストイーストウッド、悪玉=リー・ヴァン・クリーフ、卑劣漢=イーライ・ウォラック。
三者三様、それぞれの個性とドラマがメリハリあってイイ。
一応イーストウッドは善玉なんだけど、どう見たってダーティ・アウトローなのはご愛嬌(笑)。クリーフはやっぱりニヒルでクール。“静”の二人に対してウォラックが唯一言動激しく、欲深くて人間臭い。今回の一番美味しい役所かな?
ドアップとロングショットを多用したレオーネの特徴的な演出は健在。
金貨目当てから始まって南北戦争を挟むストーリー展開はスローながら3人の強烈個性が引っ張って飽きる事はなく、一発で決まるラストの決闘はこれぞ西部劇の醍醐味。
入り乱れた善玉、悪玉、卑劣漢の勝者は、薄汚い大悪党…?
たっぷりの脂身と濃厚な味付けを加えた特盛りマカロニ・ウエスタン。お腹いっぱい心行くまで堪能出来る。

そして何と言っても、モリコーネ!モリコーネ!!モリコーネ!!!
初めて聴いた時の衝撃は今も忘れられず、耳にこびり付いて離れない。
ある意味、映画史上最強の音楽!

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近大