サンレモ乾杯!
劇場公開日:1965年5月12日
解説
「歌え!太陽」のグループ、ヴィットリオ・メッツ、ロベルト・ジャンヴィティの脚本を、マリオ・マットリが監督した音楽映画。撮影はマルコ・スカルペリ、音楽はジャンニ・フェリオが担当した。出演は新進歌手トニー・レニス、新人グラツィエラ・グラナータのほかにミーナが特別出演している。“クワンド・クワンド・クワンド”の他六曲が紹介される。
1962年製作/イタリア
原題または英題:Appuntamento in Riviera
配給:東和
劇場公開日:1965年5月12日
ストーリー
作曲家トニー(トニー・レニス)は、サンレモ歌謡曲祭の当日ふとしたことから自作の曲を歌うことになった。これが大成功を収め、彼は芸能プロと多額の契約金で専属契約を結び、恋人ラウラと結婚した。ところが契約書には、人気を保つため向う二年間は結婚を禁止するという条項があった。仕方なくラウラをおいて巡業に出た。一方留守を守るラウラのもとに、さまざまのゴシップが伝えられた。怒りと不安を感じた彼女は巡業先にトニーを追った。やっと二人きりになれたものの、トニーはたちまちファンにとり囲まれてしまった。ミリオン・セラーの表彰式の日、トニーは会場に現われなかった。その時彼は別の芸能プロと契約を始めていたのだ。そして今度は結婚禁止の条項は入れなかったものの、結婚の際は芸能プロ社長の責任において選定するという新しい条項を見逃してしまった。その結果トニーは、人気歌手のミーナと結婚するはめになった。新聞は大々的に報道し、当日、海上の結婚行列が始まった。その時一人の男がヨットで追ってきた。彼こそミーナの婚約者マッシモでミーナも彼を待っていた。宣伝のため結婚させられそうになった二人の人気歌手はそれぞれの恋人と結ばれ、真相を知った芸能プロ社長も彼らを祝福した。
スタッフ・キャスト
- 監督
- マリオ・マットリ
- 脚本
- ビットリオ・メッツ
- ロベルト・ジャンビッティ
- 撮影
- マルコ・スカルペリ
- 音楽
- ジャンニ・フェリオ