若い性の暴走

劇場公開日:

解説

フレデリコ・デ・ウレティアの問題小説を、新人イグナシオ・F・イクイノが監督した青春社会ドラマ。撮影をジャン・オリベ、音楽をアンリ・エスコバが担当した。出演者はリタ・カデラック、フェルナンド・レオン、「童貞物語」のコレット・デコム、フリアン・マテオフなど。

1963年製作/フランス
原題または英題:Les Insatisfaits
配給:松竹映配
劇場公開日:1964年2月21日

ストーリー

トニー(フリアン・マテオフ)はストリッパーの姉イルダ(リタ・カデラック)と、許婚者のマネキン嬢ロレッタに養ってもらっていた。警視を父に持つアルベルト(フェルナンド・レオン)は短調な中産階級の生活が物足りず、トニーら不良の仲間に入って、一味と共に賭博に耽っていたが、仲間の若いスザンナに夢中であった。そのスザンナがある夜何者かに殺された。犯人は愚連隊の仲間の誰かである。警察はアルベルトが彼女にあてた脅迫めいた手紙を証拠に彼を留置した。警視である父は息子の犯行とは思えず、真犯人の追求に乗り出した。そして犯人がトニーであることを発見した。アルベルトは父の部屋に軟禁されていたが、脱出して賭博の館に忍び込み、父と共に愚連隊を相手に凄じい乱闘を展開、真犯人を逮捕した。

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