可愛い悪魔(1958)のレビュー・感想・評価
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二股 二重生活 二重基準
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メグレ警視シリーズでも有名なジョルジュ・シムノンの小説が原作で
1958年の映画
重鎮の弁護士が時々売春もしているみたいな若い女の為に
裁判を不正操作して無罪にしてやり
愛人として囲ってしまった、その挙げ句…という話
切り札を見せたら、たいがいの男は陥落するだろうと
思わせる女イヴェットをバルドーが演じていて
やっぱり並ではない存在感を感じた
美形の野性味のある猫みたい
弁護士宅の豪華なしつらえにも目をみはらされたりするが
その完成されたような美しい家は戦場と化してゆく
反対に愛人の住居はグレードアップしてゆく
自国の王妃を断頭台に送った国の人々が
英国の女王の訪問とその歓迎セレモニーに心を踊らせている
そして一本気の苦学生は暴走してしまう
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