暴力組織

劇場公開日

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解説

未輸入の「鑑識課」「野性の果実」等を作っているエルヴェ・ブロンベルジェ監督の、日本公開第一作。パリの暗黒街と、ある病院の医師と看護婦の世界の、異る二つの舞台をつないだギャング映画。ジョン・アミラの原作をブロンベルジェ自身が脚色し、撮影はジャック・メルカントン。音楽をジャン・デジレ・ベルトラン、美術をシドニー・ベテックスが担当している。出演者は「街の仁義」のレイモン・ベルグラン、「罪と罰(1956)」のベルナール・ブリエとローラン・ルザッフル、「嵐の女」のマドレーヌ・ロバンソン、新人エステラ・ブラン、アンリ・ヴィルベール、ジャック・ファブリ等。製作ルネ・テブネ。

1957年製作/フランス
原題:La Bonne Tisane
配給:NCC=北欧映画

ストーリー

“伯爵”ルネ(ベルナール・ブリエ)は、リオ・デ・ジャネイロへの高飛びから帰ってきて、今は夜のパリの支配権を、乾分だったニノにすっかり奪われているのを知った。しかし、奪還工作を計る暇もなく、妻メーヌ(マドレーヌ・ロバンソン)と腹心のロジェ(ローラン・ルザッフル)への固い口どめにもかかわらず、彼の出現はニノの察知するところとなった。裏をかかれて、ルネは腹に銃弾をぶちこまれた。彼が死んだものと思った子分の一味は、まずニノ一派を復讐戦で一掃したのち、ルネの死を隠して、彼の名で各地の組織を統一する計画をたてた。ところが、いざ死体をとりに行ってみると、ルネの死体は消えていた。彼は死んではいなかった。通りかかった看護婦実習生テレーズ(エステラ・ブラン)に助けられ、ブルセー病院に収容されていたのだ。流れた血の跡をたどって、これを知った子分一味は、彼の身分が警察に知られる前に、警官にばけて病院にふみこみ、ルネをつれさるため病室の係であるテレーズを脅迫した。彼女の姿が見えず、患者のベッドが空になっているのを発見した当直医師オージェロ(レイモン・ペルグラン)は、ただならぬ気配から、好意をもっていた彼女の身の上を心配して警察に電話した。ルネ奪還が手間どるので、ギャング一味は大挙して病院を包囲する挙に出た。ギャング団と、警察側との凄惨な戦いがはじまった。そして、見習看護婦としての最後の実地テスト期間中、意外な事件にまきこまれてしまったテレーズは、危難を切りぬけたのち救出され、オージェロの腕に抱かれた。

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