劇場公開日 2020年8月3日

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道(1954)のレビュー・感想・評価

全47件中、41~47件目を表示

2.0共依存。

2015年1月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

旅芸人の男に、金銭と引き換えに人身御供に出された長女。
男は好色で癇癪持ち、女は世間知らずで学もなく。ドサ廻り、その日暮らしの中、彼女の得たものは…。

貧しさ、金銭的にもだけど、教育面、人間関係、社会のインフラやセーフティネットから零れ落ちてしまうとはどういうことか?、を思う。

居場所がないと心許ないのが人間、でも、居場所があればそれでいいのか、とも思う。

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Nori

4.0感慨深い哀愁漂う映画

2014年11月28日
PCから投稿

泣ける

悲しい

幸せ

失って気づく。何気ない日常こそが幸せだった。
そんな作品。

あそこであの男と出会わなければあそこでああしていれば・・・!
ザンパノの馬鹿!と言いたい。

見た後は虚脱感と喪失感がすごかったです。
名作といわれるだけあります。

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モテラド

4.5ジェルソミーナと何度も呼ぶのに

2014年6月14日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

悲しい

正直、あんまり好きではない。
理由は推して知るべし。
だから、星が全部はつけられない。

でも、見入ってしまい、ストーリーに引きこまれてしまう感じは超一流。
辛いと思いながらも見続けてしまう。

イタリア映画の悪しき伝統であり、1番の魅力であるから日常に潜みじわじわ迫る悲劇は、ストーリーに欠かせない。
誰のせいでもありゃしない、という言葉もチラチラ浮かぶ。

それはそれとしてザンパノは、ルックスが超好み。私は騙されてもよい。

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たけたけ

2.5とっても悲しい

2013年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

午前10時の映画祭で見ました。

轟音と大迫力の現代映画に飼いならされた人間からすると、前半はちょっと薄味過ぎて物足りない気もしましたが、終盤に向かうに従ってどんどん引き込まれてしまいました。
特に音楽の使い方が上手かった。最初聞いたときは何でもなかった音楽が、劇中で巧みに物語性を与えられていくので、終盤近くで聞いた時には何とも言えない悲哀を帯びていました。
音楽に限らず、映画終盤になればなるほど面白くなる映画だと思います!

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s'il vous plaît!

4.0不思議な世界を観終えて、込み上げてくるのは悲しみ以上の何か。

2012年6月9日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

観終わったあと何とも不思議な感覚に襲われる。
これこそがフェリーニの世界か。

貧しい旅芸人は何度も何度も同じ芸ばかりを繰り返し成功しそうな影すら見当たら無い。
また、イタリアの街並みも華やかな地は一切登場しない。
フェリーニは、そんなリアリズムで充ちているイタリアに世間知らずで頭の弱い女を登場させる。
そこに不思議な化学反応が起こりこの名作は生まれた。

閉塞的で希望の無い"世界"と天真爛漫で希望に満ちた女が出会い向かった先は悲しみだったが、そこにあるのはただの悲しみだけでは無い。砂浜で泣き崩れるザンパノのように、観終えた私達の心にも悲しみ以上の感情が込み上げてくる。

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keita

4.5粗野で哀しい浮草暮らし

2011年2月2日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

刹那的で粗野な哀しい生き様に圧倒されました。
ここのところ天才・オタクと、現代的な頭でっかち系の作品を観てたので、なんというか、凄く斬新でした。

フェデリコ・フェリーニ監督の1954年の名作、粗野な大道芸人のザンパノと少し頭の弱い娘ジェルソミーナの物語です。
どうしようもないザンパノとの生活の中、ジェルソミーナが明るく、時には幸せそうにすら見え可愛く、哀しいです。
フィギアスケートでも使われた有名なテーマ曲が、明るく哀しく心に染み込みます。

ラストでザンパノに気持ちが持っていかれ、ついもう1回観直してしまいました。

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グッドラック

4.5自分の人生=道 を考えさせられる

2010年10月10日
PCから投稿

泣ける

悲しい

ぎこちなくも何とか旅生活をしている2人の生き様が離れる瞬間が切ない。
その後の2人の末路も。

主役の女優のとても輝いている笑顔が印象的だった。

人生という道はいきなり車線変更もできないし、ワープするわけでもない。
日々の積み重ねの道筋が人生になる。

当たり前だけど、そんなことを思いながら鑑賞しました。

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sakatomo50
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