劇場公開日 2020年8月3日

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「粗野で哀しい浮草暮らし」道(1954) グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5粗野で哀しい浮草暮らし

2011年2月2日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

刹那的で粗野な哀しい生き様に圧倒されました。
ここのところ天才・オタクと、現代的な頭でっかち系の作品を観てたので、なんというか、凄く斬新でした。

フェデリコ・フェリーニ監督の1954年の名作、粗野な大道芸人のザンパノと少し頭の弱い娘ジェルソミーナの物語です。
どうしようもないザンパノとの生活の中、ジェルソミーナが明るく、時には幸せそうにすら見え可愛く、哀しいです。
フィギアスケートでも使われた有名なテーマ曲が、明るく哀しく心に染み込みます。

ラストでザンパノに気持ちが持っていかれ、ついもう1回観直してしまいました。

グッドラック