「粗野で哀しい浮草暮らし」道(1954) グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
粗野で哀しい浮草暮らし
刹那的で粗野な哀しい生き様に圧倒されました。
ここのところ天才・オタクと、現代的な頭でっかち系の作品を観てたので、なんというか、凄く斬新でした。
フェデリコ・フェリーニ監督の1954年の名作、粗野な大道芸人のザンパノと少し頭の弱い娘ジェルソミーナの物語です。
どうしようもないザンパノとの生活の中、ジェルソミーナが明るく、時には幸せそうにすら見え可愛く、哀しいです。
フィギアスケートでも使われた有名なテーマ曲が、明るく哀しく心に染み込みます。
ラストでザンパノに気持ちが持っていかれ、ついもう1回観直してしまいました。
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