「ヒトは、道の旅芸人」道(1954) 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒトは、道の旅芸人
皮肉なもので、ヒトは、捨てたはずのものに、拾われたりして…。
あんまり古い映画、興味ないんですけど、何だろう、今と違うなー、と思いつつ、今も、変わってないなーとも、思うんですよね。
今の世の中、多様性とか、基本的人権とか、いろんなワード増えました。でも、何か足りないんですよ。この映画のスープのように…。
やっぱり、何かの役に立っていると思いたいわけですよ。でもさ、その気持ちが強すぎると、おせっかいな勘違いになったり、あるいは「エヴァンゲリオン」のシンジ君になっちゃったり…。
中道と云う言葉があります。極端な考えを持たない、極端な行いを慎む、バランス感覚。ところがこれまた、難しい。タイトロープの上で、パスタ食うより難しい。何故だろう?。
ずっと昔から、ヒトは在る筈の無い答えが欲しくて、もがいているみたい。その回答のひとつが、この映画なのかな。
ヒトは生涯をかけて、その答え合わせをするのかも。さて、皆様、明日はどんな芸を披露します?。あまねくヒトは、旅の途中、道の途中なのだから。
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