「切なくなった」道(1954) ツネミさんの映画レビュー(感想・評価)
切なくなった
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・冒頭でザンパノがローザが死んだから1万リラで長女を買っていく?所から、凄かった。
・旅芸人が鎖を胸の筋肉で切るのとあとはお笑い劇のみとほぼ一本で食っているのが凄かった。
・物がない時代の感じが凄くて未亡人から亡き夫の服をもらえないかと申し出るザンパノのシーンがそういうものかと思った。
・暴力的なザンパノが綱渡りの青年を殺してしまってから更におかしくなったため、ジェルソミーナを置いて行ったあとに、ジェルソミーナのラッパの音楽をくちずさむ女がジェルソミーナは数年前に死んだと聞いてラスト、ザンパノが浜辺で嘆くシーンが印象に残った。どんな人間でも後悔は先に立たないな、と。
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