「仁義礼智忠信孝悌!」仁義(1970) マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
仁義礼智忠信孝悌!
クリックして本文を読む
何故、仁義なのだろうか?
多分、男の友情だろうから。
しかし、運命のいたずらで出会った男たちの友情と裏切りとか言うが、刑務所を出所したばかりの日に、警官から逃走した男と車のトランクで出逢い、その男が自分の追っ手二人を銃で殺してしまう、なんて数学的にほぼゼロだと思うが。一日か二日の出来事なんて、そんなのある!?
だいたい、狡猾な警官から、手錠の鍵を外し、列車の窓を一撃で割って、走っている列車から無事に飛び出せる確率ってほぼゼロだと思うが。
刑務所の所長から『簡単だから』と持ち掛けられて、簡単に出来るような強盗とは思えない。
『勝手にしやがれ』の監督なんだ。ウマシカなありえない犯罪映画。勿論、最後もあまりにも稚拙。
この頃のフランス映画に日本人は翻弄されてはならない。つまらない話や、くだらない話や、屁理屈コネたような話ばかり。こんな話作るなら、反ベトナム戦争の話くらい作って貰いたかった。ベトナム戦争は、フランスが影の立役者なのだから。悪い意味で。
コメントする