縄張はもらった!(1974)

劇場公開日:

解説

30年代ニューヨークのリトル・イタリーで縄張を争うギャングを描くアクション・コメディ。監督・脚本は「くたばれカポネ」のE・B・クラッチャー、撮影はマルチェロ・マシオッキ、音楽はグイド&マウリツィオ・デ・アンジェリスが各々担当。出演はジュリアーノ・ジェンマ、リッキー・ブランチ、ローラ・ベケレリ、パオロ・ジリ、ドミニク・バルト、ナタリー・ナザリーノ、ジュゼッペ・カステラーノ、エドワード・ファイエタなど。

1974年製作/111分/イタリア
原題:Charleston
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1977年12月

ストーリー

ソニー(G・ジェンマ)は、イタリーのチンピラ・ヤクザ。今日も留置所にほうり込まれ、タイガー(E・ファイエタ)という男と、どっちが先にニューヨークで一旗あげるか、賭けをした。そして、ニューヨークにチャッカリ入りしたソニー。彼は早速バラバ(D・バルト)という手下を連れ、縄張拡張に乗りだした。時は30年代。リトル・イタリーは、ニックとメロンの2組のギャングがとりしきっており、これにロッキー組が加わって縄張争いは熾烈をきわめていた。町にはボクシングジムをやっている教会があり、そこの牧師(R・ブランチ)とソニーは親しくなる。そして教会を出たソニーは、路上でバージニア(L・ベケレリ)という美人と知り合う。そして、ソニーを警官と思いこむ彼女。一方、ソニーはプロレスで200ドル損したり、大変だが、彼女への思慕はつのるばかり。そして、ついに町ではメロンとニックの1味が銃撃戦を始めた。また、ソニーは牧師が地下室で禁酒法下に密造酒を作っているのを発見。しかも、ロッキーというのは牧師だったのだ。彼は不況下に捨てられた赤ン坊や孤児をひきとり育て、育児を酒やなにやらでまかなっていたのだ。そして、バージニアは牧師の妹。ソニーはバージニアとの結婚を牧師に求めるが、いい返事は出ず、教会にタイガー組が殴り込みをかけ、今や町中は大乱戦場と化していく--。

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