「最後のクリスマス」ラスト・クリスマス(1980) ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
最後のクリスマス
先天的に抗体がないため、雑菌だらけの社会で普通の生活ができず、病院の無菌室で育ったトミー。パパは子ども向けパペットショーに出演しているので、テレビでは見られるが、あまり面会に来てくれない。ママは毎日のように来てくれるけど、なんだか悲しそう。どうもふたりは離婚の危機にあるらしい。トミーは自分に原因があると思い、両親を仲直りさせるため、行動しようとする。友達のラリーは彼を止めるが、結局トミーの意思を尊重し、協力するのだった。
トミー役の子は北欧系かな。サラサラの金髪にギター弾き語りができるなんて、男前〜。ラリー役の子はくるくる巻き毛にタレ目が、いかにもイタリア系、将来色っぽいお兄さんになりそう。タイトルロールを見てもイタリア語だし、出演者もイタリア人が多いけど、風景はイギリスっぽい。どういうこと?
トミーとラリーの道行きを観てるだけで、鼻の奥がツーンとしてきた。トミーが初めて肌で感じる「世界」。きっと輝いていたよね。それを見守り、支えるラリーの思い。けなげな子どもたちに泣けた。
BS松竹東急の放送を鑑賞。
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