烙印されたる女

解説

アルバート・パーカー氏の監督した社界悲劇で、ノーマ・タルマッジ嬢が母の汚名のために涙に日を送る女に扮している。パーシー・マーモント氏がその夫に、ヴィンセント・セルラノ氏が彼女の過去に影なる強迫者にそれぞれ扮しているが、筋が陳腐なためにノーマ嬢の性格的演技も深い印象を残すことはできない。

1920年製作/アメリカ
原題または英題:The Branded Woman

ストーリー

母の汚名のために肩身の狭い生活を送らねばならなかったルース・ソウヤーは米国を逃れた後ダグラス・コートネイという外交官を夫に持って初めて幸福な身となった。しかし彼女の幸福は永くは続かなかった。過去の影が現われて彼女を苦しめるが、ついにそれも去って真に平和な生活に入る。

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