恐怖の家

解説

「祝の富」「揺藍」等と同様エセル・クレイトン嬢のパ社近作映画で、エルマー・ライス氏の原作をビューラー・マリー・ディックス女史が脚色し、「揺藍」と同じくポール・パウエル氏が監督した物。相手役は「月下の囁き」「家治まりて」等出演のヴァーノン・スティール氏でその他ザス・ピッツ嬢、バートラム・グラスビー氏等が出演している。

1922年製作/アメリカ
原題または英題:For the Defence

ストーリー

かつて歌劇壇の明星として寵を一身に集めていたアンはふとした事から美声を痛め、今は世間から忘れられそうな悲境にあって言い知れぬ寂しさを身に覚えたのであるが、唯彼女の心を慰めるのは恋人たる検事アームストロングの真心であった。ここに精神術師カシマーなる怪人物があって、アンの美声を元の如く癒し彼女をして再び歌劇壇の寵姫たらしめた。彼女は自然カシマーを恩人と崇ぶ様になったが彼の悪人あるを知るアームストロングは彼女にカシマーに近づかざる様に命じた。彼女は恋人の命に従ったが後にカシマーの謀略に陥り妖魔の家を訪れ危なく暴行を加えられ様としたが、神の意か、悪人は己が使っている女に殺された。計らずもこの嫌疑がアンの召使にかかり憐れにも死刑を宣告されたので、アンは己が名誉を犠牲として召使を助け様としたが幸いにも真犯人が自白し、アンは暗影なき舞姫として恋と名声とを。

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