夢に見る女

解説

サンベルナンデイノ山中にウイクアムス夫婦に育てられていた孤児のビリー(ビリー・ローズ嬢)の身の上を軽く取り扱った人情喜劇とでもいうべきものである。ある日ビリーはホテルに来ている富豪のバツセット老人(ジャック ・マックドナルド氏)に会った。心優しい娘の仕打ちに感じてバツセットはビリーを孫のように可愛がるが、老人の甥のケンネスと姪のマデリシはこれを快く思わない。娘は自動車で負傷したラルフ青年(レオ・ピアーソン氏)を救ってからは彼を慕っていた。ある暑い日娘が小川に水を浴びているところをケンネスは撮影して都の写真クラブに出品した。その後ケンネスはビリーは自分が昔棄てた山の女の遺児と知り、現在の娘に対する道ならぬ行を恥じて町を去り、ビリーはバツセットの遺産を相続してラルフと生涯を共にすべく誓った。

1918年製作/アメリカ
原題または英題:The Girl of My Dreams

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