郵便配達は二度ベルを鳴らすのレビュー・感想・評価
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昭和21年版を先に観ましょう
ジャックの旦那の犯罪映画と言えば中華街と比較してしまいますが、同様にフィルムノワール的ではあるもののあちらの方が洗練度が遥かに上なのは監督の腕の差でしょうね。
とはいいつつも、悪くはありません。演出よりも役者の演技を観る作品でしょう。
途中、原作を読まないと真意がわからないような謎のシーンも散在しますが、フィルムノワールとしてはまずまずの成果でしょう。
原作の最終面が省かれています。昭和21年版では最後まで描かれていますが。
昭和21年版の方が名作の誉れ高いです
犯罪小説として一定の評価を得ていますが、この題名何とかなりませんかね。
命名の由来を読みましたが、作者の独りよがり、若しくは読者のこじつけでしかありません。
こんなんでよく出版社がOK出しましたね、と思ったら当時10社以上から相手にされなかったそうです。
0209 現時点でも題名の意味はわからない
1981年公開
ジェシカラングがキングコング以来沈んでいたのを
体当たり演技で復活!という感じを当時受けた。
ジャックニコルソンは外観がヒーロー然していないので
一体どこに感情移入すればいいのかいつも迷うが
結局人間の弱さに導かれるのかね。
そもそも旦那に飽きたとはいえ
浮浪者に惚れるのかね?
最後ももう少しアタマひねったら、と思う。
60点
終わり方が…
「郵便配達は二度ベルを鳴らす(1943)」「郵便配達は二度ベルを鳴らす(1946)」を見たので本作も視聴。
本作は全体的には良かったのですが、良いところと悪いところがあります。
まず良いところはジャック・ニコルソンとジェシカ・ラングの二人。この二人の演技は過去の同名映画の中ではずば抜けています。
本当に素晴らしいです。
悪いところは「郵便配達は二度ベルを鳴らす」は一人の若い妻が年の離れた夫より若い男を選ぶという話なのですが、ジャック・ニコルソンが40~50歳に見えるという点。
どうしてもジャック・ニコルソンをこの映画に出すのには青年役ではなく、老夫役にした方が自然だったと思います。それか大胆にもジャック・ニコルソンはそのままで老夫役を若くするとか。
この映画の場合ではジャック・ニコルソンと夫がだいたい同じ年齢に見えて対比になっていません。
あとラストシーンは原作ではもうちょっと先があります。
特に1946年版ではタイトルがどうして「郵便配達は二度ベルを鳴らす」なのか主人公の口から説明もされます。
本作のラストシーンを見て「え!?」と思った人は1946年版も視聴した方がいいです。
スッキリします。
あとこの映画に影響を受けて作られた1992年の日本の映画「死んでもいい」は超名作です。本作が気に入った人は必ず見た方がいいです。本作を魔改造しまくっていて度肝を抜かれます。特に本作のラストシーンに気に入らなかった人は見てください。
いまいち感情移入できず
「パパドゥカスさん」「パパダキスよ」
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