誘拐団

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解説

「踊らん哉」のエドワード・エヴァレット・ホートン、舞台から来たルイズ・キャンベル、「箱入り亭主」のリン・オバマンおよびベニー・ベイカー、「海の魂」のポーター・ホールおよびルシアン・リトルフィールド「医者の日記」のルース・コールマン、「街は春風」のエスター・デール、子役ビリー・リーが共演する映画で、ポール・ギャリコの原作をエドワード・T・ロウ、マーゲリット・ロバーツ、エディ・ウェルチが協力脚色し、「ベンガルの虎」のルイ・キングが監督し、「箱入り亭主」のヘンリー・シャープが撮影したものである。

1937年製作/アメリカ
原題:Wild Money

ストーリー

プレイド新聞社の庶務主任P・E・ドッドは大のけちん坊で評判が悪く、ことに探訪記者のペリーと仲が悪かった。ドッドは婦人記者ジューディを愛していたが、ある日彼女とも会計のことで喧嘩してしまった。悲観したドッドは休暇を取ってホーク・レイクという田舎へ旅行した。折しもこの村に保養に来ていた富豪ウェストがギャングに誘拐され、ウェスト夫人は莫大な身代金を出せと吹き掛けられた。ドッドはこの事を社に急報すると、金に糸目はつけぬから、その特ダネを独占しろと命令が来た。社からはペリーとジューディが特派されてやって来たが、ドッドが平生の彼にも似ず、莫大な金を惜しげなく使っているのに驚く。ドッドは他社にこの特ダネを与えまいと界隈の電話や自動車や、あらゆる通信・交通機関を買い切っていたのである。そしてウェスト夫人も彼を信用して一切を語ったが、事件落着までは新聞に発表してくれるなとドッドに約束させた。ところがベリーとジューディが駆け抜けをして、真相を社に知らせたので、ウェスト夫人はドッドが裏切ったと誤解して彼に面会謝絶を宣告した。努力が水泡と帰したのでドッドは悲観したが、ウェスト夫人が誘拐ギャングに身代金をある場所で手渡しするということを知り、発奮してウェスト氏救助に赴いた。そして山頂の小屋に閉じ込められているウェスト氏と、探訪に出かけて捉えられていたベリーとジューディとを見事に救い出した。ジューディもドッドが信頼するに足る男性であり、記者としても手腕あることを知って、再びドッドの胸に戻った。

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