野郎ぶっ飛ばせ
劇場公開日:1961年4月15日
解説
自動車レースのスリルを描いた英国のマイケル・フォーロング監督作。ジョン・クレアリーが原作・脚色を担当し、撮影にあったのはジョフリー・フェイスフル。音楽をケン・ジョーンズが受けもった。テクニカル・スタッフは英国映画の人材が登用されている。出演するのは「怪獣ゴルゴ」のビル・トラヴァース、「拳銃の報酬」のエド・ベグリーなど。製作はチャールズ・フランシス・ベター。
1961年製作/アメリカ
原題または英題:The Helmet
配給:MGM
劇場公開日:1961年4月15日
ストーリー
世界的な自動車レース“レマン24時間レース”に60台の車が参加した。優勝候補でイギリス人のラファティ(ビル・トラヴァース)に関心を持つ5人の人間がいた。ラファティのははジャネット(アーシュラ・ジーンズ)は息子の無事を祈り、弟タズ(ショーン・ケリー)は兄の優勝を願い、アメリカのタイヤ王バーテル(エド・ベグリー)は彼のセールスマンとしての力量を信じていた。また相棒の機械技師リチー(シドニー・ジェームズ)は車の性能を心配し、バーテルの娘ダイアン(ナンシー・ウォルター)だけは退屈していた。レースは開始された。が、ラファティの車は横転しレースを断念した。リチーは彼の力の限界だといった。バーテルは自社の製品を使って2つの大レースに参加しないかといった。契約金2万5千ドルとダイアンはラファティにとって魅力だった。タズはレースに出たいといって母を困らせた。新タイヤの性能は悪かった。フロリダのレースではほかのタイヤを使って優勝した。ラファティは恋人ダイアンとともにイギリスに戻った。次いで“ミレ・ミリア・レース”の準備のためリチーとイタリアに渡った。レースの試走中、車が転覆してラファティは負傷、リチーは死んだ。レースには兄のかわりにタズが出ることになった。幾多の障害を克服してタズは見事に優勝した。弟に対する群集の歓呼を聞きながら、ラファティはダイアンとの新しい生活、新車の製造に専念することを誓った。
スタッフ・キャスト
- 監督
- マイケル・フォーロング
- 脚本
- ジョン・クリアリー
- 原作
- ジョン・クリアリー
- 製作
- チャールズ・フランシス・ベター
- 撮影
- ジョフリー・フェイスフル
- 美術
- Alan Withy
- 音楽
- ケン・ジョーンズ