籔の細径

解説

ジョージ・V・ホバート氏の原作を、「サロメ(1918)」を脚色したエイドリアン・ジョンソン氏が脚色し、「グラフト」等の監督者リチャード・スタントン氏が監督したウィリアム・ファーナム劇で、対手は「歓楽の影」「星の魂」等出演のアンナ・ルーサー嬢である。

1919年製作/アメリカ
原題または英題:The Jungle Trail

ストーリー

ロバート・モーガンは、メエリー・レイマーを恋して居たが、娘の母は富豪なるフィリップ・ガースンを娘の婿に望んで居た。ガースンはモーガンを遠ざけん為彼に薦めアフリカへ猛獣狩りに出張させる。ガースンに悪企みありとも知らぬモーガンは予て狩猟が好きではあり、又獲物が多ければ多額の金も手に入るので、一隊の人々と共にアフリカに上陸したのである。彼は案内者がガースンの旨を受けて、途中自分を殺そうと窺って居る事は露程も知らなかった。原住民の襲撃が起った時、彼は人跡未踏の籔の中へ難を逃れた。案内者の一人ジョーはモーガンの母は之の悲しき報知に憐れ老の身の望みも失せて、朝の露と消えたのである。一方モーガンは蛮族の娘ワナダに救われて予言者と成り、蔭乍人々の動静を捜って居た。一日訪ね来たメエリーに、彼女の恋人は死んでは居らぬと語る。ガースンを見た彼の怒りは一時に燃えて、二人の間には激しい格闘が行われるが、ワナダの願でガースンを許した。そしてメエリーが再び訪れ来た時に、モーガンは仮面を脱して二人は幸福な道を辿る。

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