野獣征服者

解説

ジョンストン・マッカレーの原作をドロシー・バーレットとリン・F・レイノルズが共同で脚色し、自然劇の名手レイノールズが監督したカナダの材木地を背景とした大活劇で、フランク・メイオが「成金の末路」に次いで撮影せる映画。相手も同じくカスリン・アダムスである。

1919年製作/アメリカ
原題:The Brute Breaker

ストーリー

カナダの材木地においてルイ・グランテアーは父から譲られた森林に不逞の樵夫が多くいるのを追い払おうと、単身樵夫に姿を変えて材木地に来た。ル・ブラン、ノーレ、ピエールという3人の乱暴者は片端からルイの優れた力量で征服された。しかし3人は力をあわせて復讐を計る。ルイは足の不自由なジャンという少年を少し離れた医者の元へ送って治療を受けさせる。少年の姉のマージョリーはルイをやはり乱暴者だと思っていたので、激しく彼を憎んでいた。ノーレ一味は村へ火を放ち、マージョリーに暴力を加えんとしたが、勇敢なるルイは身を挺して悪人と闘い、炎々燃えさかる山火事を背景として肉弾相打つ大活劇を演じ、遂に完全に悪人を征服する。1度は彼を憎んでいたマージョリーも、彼の勇気にかえって強い愛着を覚え、ルイがこの山林の持ち主と分かった時、彼の雄々しい腕に抱かれる身となった。

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