「"Music, Love&Flowers"」MONTEREY POP モンタレー・ポップ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"Music, Love&Flowers"
The Whoのピート・タウンゼントによるギター破壊、それに対抗するかのように火を付けるジミヘン、ジャニス・ジョプリンの圧巻なステージでの歌唱力と存在感に驚愕した表情のママ・キャス、花と愛や平和をテーマにチラホラと映像に見切れている感じのヘルズ・エンジェルス、店が並び売られるフィルモア?のポスターが今では貴重価値が絶大に!?
チラッと映るブライアン・ジョーンズ、どうせならジミヘンとのツーショットの場面が見たかった、劇中でトリを飾るインドのシタール奏者ラヴィ・シャンカールによる長尺の演奏に度肝を抜かれながらもソコは端折ってバッファロー・スプリングフィールドやグレイトフル・デッドの映像が欲しかった。
本作を含めたボブ・ディランやジギー・スターダスト、ゴダールまでもリアルに映し続けた監督であるD・A・ペネベイカーの仕事が素晴らしく、そんな作品群を映画館で観られたことがまさに奇跡でもある歓喜!!
2024/03/26 チネ・ラヴィータでの最後の鑑賞作品。
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