「年の瀬に良いものを。」モアナ 南海の歓喜 おぎゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
年の瀬に良いものを。
フラハティ親子2代のサモアへの旅の結集した100年前に失われてつつあったポリネシア民族の暮らし。
モノクロームの映像の中に肉厚なバナナの葉、七色の虹、海を覗けば透明度の高い水の底。グリーンバナナや珊瑚の白さ、色とりどり(に見えてくる)の世界の中に暮らす人々を切り取った美しい作品。
「アラン」を高校時代に見て以来のフラハティ作品との再会。
そして撮影の頃のサモア人はあまり肥満してないんだな…逆に引き締まった肉体でいつから変わってしまったのかという人類学的興味も。
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