モアナ 南海の歓喜のレビュー・感想・評価
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年の瀬に良いものを。
フラハティ親子2代のサモアへの旅の結集した100年前に失われてつつあったポリネシア民族の暮らし。 モノクロームの映像の中に肉厚なバナナの葉、七色の虹、海を覗けば透明度の高い水の底。グリーンバナナや珊瑚の白さ、色とりどり(に見えてくる)の世界の中に暮らす人々を切り取った美しい作品。 「アラン」を高校時代に見て以来のフラハティ作品との再会。 そして撮影の頃のサモア人はあまり肥満してないんだな…逆に引き締まった肉体でいつから変わってしまったのかという人類学的興味も。
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めちゃくちゃリアルな部族の生活
サモア島のある家族の結婚式までの日常の話。実際に演技してるのは現地の人らしく、まぁ一応話はフィクションだけど狩猟の様子とかはドキュメンタリー。 . だからイノシシ採ったり、亀を捕まえたりするところはすごいリアル。イノシシの泣き声めっちゃ怖かったし。 . あと結婚する2人のイチャイチャしてる様子がその狩猟とかの間に挟まれててなんかそこもリアルだった(笑)アーンしてあげてやっぱりあげない♡みたいな(笑)(笑). .
文化は競わない
文化は、伝統であり誇りであることを丁寧に伝えている。約100年前のこの映像を見ると、西欧や(西欧化した)今の日本の価値観で評価してはいけないものがあることがよく分かる。文化は優劣ではない。
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