負けじ魂

解説

「海上の壮漢」「悪魔の眠る時」等と同じくピーター・B・カインの原作になり、ジョン・リンチが脚色し、新進のエドワード・H・グリフィスが監督したもので、「アダムとエヴァ」「ふるさとの家」等出演のティー・ローイ・バーンズが主演し、「霧の中の顔」「神の変えし女」等出演のシーナ・オウエン「武士道華やかなりし頃」「アダムとエヴァ」等出演のウィリアム・ノーリス等が共演する。痛快な喜活劇である。

1923年製作/アメリカ
原題または英題:The Go Getter

ストーリー

出征して負傷したビル・ペックは進取の気性に富んだ快活な男であった。彼はリックス材木会社に、雇われようと努力する。支配人のスキナーは彼を冷遇したけれども、彼の娘メリーはビルに直接社長のキャッピー・リックスに会うことを勧める。キャッピーはジムの気性を見込んでセールスマンに採用する。彼の成績は群を抜いて挙がった。そして彼とメリーとは婚約の仲となったが、ビルを試験するために、キャッピーはある店の飾り窓にある青い色の壷を手に入れてくるように命じた。これは彼が常に社員を試験する慣用手段で、あらかじめその店と連絡して、あらゆる困難をビルに与えたが、ビルは主人の命令を遂行するためには何事も突破して進み、頭脳と体力の限りを尽くして遂にその壷を手に入れ、キャッピーの乗った列車を飛行機で追って壷を渡す。そのご褒美は上海支店の支配人の地位であったかくして彼は恋しいメリーと結婚する。

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