牧場荒し

劇場公開日:

解説

ポリー・ジェームズのオリジナルシナリオをリー・ショレムが監督した西部劇。撮影はウィントン・ホック、音楽はジョセフ・ガーシェンソンが担当。出演者は、「罠にかかったパパとママ」のモーリン・オハラ、「五人の札つき娘」のアレックス・ニコル、ロバート・ストラウスなど。

1962年製作/アメリカ
原題または英題:The Redhead from Wyoming
配給:ユニヴァーサル
劇場公開日:1962年4月17日

ストーリー

ワイオミングのスイートウォーターの町は、腹黒い有力者ジム・エイベレルが幅を利かせていたが、彼は無法者のジョーンズと企んで牧場主と開拓農民との間に争いを起こし、そのどさくさ紛れに牛の群れを盗もうと企んだ。そのため、エイベレルは酒場をやらせているケイト(モーリン・オハラ)も利用していた。一方、保安官スタン・ブレーン(アレックス・ニコル)は、両者の間に牧場戦争が起こるのを防ごうと努力していた。スタンとケイトはお互いに好意を寄せていたが、ある日ケイトの家を訪れたスタンは、ジョーンズの手下が盗んだ牛を追ってケイトの柵囲いに入れようとしているのを見て驚いた。ケイトまで牛盗人と共謀しているのか、とスタンは失望したが、ケイトもエイベレルが怖くてその実情を打ち明けることが出来なかった。そんなうちにも、エイベレル一味は牧場戦争をあおりたてようと次々と事を起こすのだった。そしてついに牧場側と農民とが衝突するときが来た。だがかけつけたスタンは、必死になってエイベレル一味の悪だくみを説明した。初めて事の真相を知った牧夫や農民たちは、エイベレルを襲った。この事件で牧場側と農民とは和解し、両者とも協力することを誓うのだった。そして、今は誤解も解けたケイトとスタンの2人は、新家庭を営むために新しい土地へと出発するのだった。

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