ピカデリー・ジム

解説

「花祭りの夜」主演のオーエン・ムーア氏がセルズニック社に移って最初に製作した映画で、サタデイ・イーヴニング・ポスト紙上に載ったP・G・ウォードハウス氏の小説を脚色したもので興味ある軽い喜劇である。喜劇の監督に独特の手腕あるウェズリー・ラッグルズ氏(チャップリン氏の「カーメン」は氏の監督である) が監督したもの。ニュース誌はこれを評して「原作者及び監督者が共に賞賛を受けるべき映画で、俳優個々としては各々持ち役を忠実に演じているに過ぎぬ」と。ムーア氏の相手は余り知られておらぬジーナ・キーフ嬢である。

1920年製作/アメリカ
原題または英題:Piccadilly Jim

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