大車輪

劇場公開日:

解説

サミュエル・H・スティーフェルが製作し、「悪名高きテキサス人」のエドワード・ルドウィグが監督にあたった1949年作品。脚本はロバート・スミス、撮影は「底抜けびっくり仰天」のアーネスト・ラズロ、音楽はナット・W・フィンストンの担当。主演は「腰抜けM・P」のミッキー・ルーニーと「真昼の決闘」のトーマス・ミッチェルで、マイケル・オシア(「南支那海」)、メアリー・ハッチャー(「ハリウッド・アルバム」)、リナ・ロメイ(「銃の後に立つ男」)、スプリング・バイントンらが助演。なお米国における配給はU・A社である。

1949年製作/アメリカ
原題または英題:The Big Wheel
配給:新東宝
劇場公開日:1954年3月

ストーリー

自動車競争の中心地、加州のキャロルに、ビリー(ミッキー・ルーニー)が母親と一緒にやって来た。ビリーはレッド(トーマス・ミッチェル)がやっている競争自動車の車庫へ機械工として働きに来たのだ。レッドはビリーの父がかつて素晴しい自動車競争者であったことを知って、すぐに彼をやとった。ビリーは父の後を継ぎたいと思っていたが、母親は強く反対した。レッドの店には、キャロルの競技場主の娘ルイズ(メアリー・ハッチャー)も機械工として働いており、ビリーはすぐに彼女と仲良くなった。ビリーは反対する母親を説得して遂々オートレースの競争者となり、最初の試験レースの日、みごと優勝した。次のレースで、ビリーは後輪のはずれそうになった他の競争自動車を助けようとして失敗し、却って「人殺し」の汚名を着せられた。ビリーは西部を去り、東部の小レースで勝ち進んで行った。やがてビリーの母はレッドと結婚した。2人はずっと以前から愛し合った仲であったのだ。ビリーもまたルイズに想いを打ちあけた。インディアナポリスの大レースの日、ビリーは猛烈にとばし殆ど勝利は確定的と思われたとき、エンジンが火を吹いた。だがビリーは火達磨になりながら走りつづけ、3着に入った。優勝者はビリーの驚くべき勇気に敬意を表して、いさぎよく彼にトロフィーをゆずりわたした。

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