秘密命令

解説

「トロイ情史」「サタンの嘆き」のリカルド・コルテス氏が主演する映画でアーサー・ストリンジャー氏の原作から「青春の夢(1929)」のジョン・フランシス・ナッターフォード氏が脚本を作り、エドガー・ルイス氏が監督したもので主演者の他に「キット・カーソン」「夕日の峠」のノラ・レーン嬢、ジーノ・コラード氏、ジョン・セント・ポリス氏等が助演している。キュ氏、ロイド・ホイットロック氏等が助演して

1928年製作/アメリカ
原題または英題:The Gun Runner

ストーリー

ポルト共和国にガルシャと言う革命家が現れ国内を荒らして回るがなかなか縄につかない。大統領は一策を案じ軍規に背いて刑に課せられようとする青年ジュリオにガルシャ逮捕を命じ彼が不成功の場合は20年の懲役に復することにした。ジュリオは単身ガルシャの潜伏すると思しき国境に赴き一旅館に居を定めて様子を探っていたがその旅館の娘イネヅの美しい姿はジュリオの心を捕らえた。あるとき一人妖しき男が目にとまったのでジョリオがその男の跡をつけてゆくとそれは正しくガルシャであって山中には彼の巣窟があった。ジュリオは抱いたんにもその場に忍び込みガルシャを捕まえるまでに成功したが敵の発見する所となり身を以て旅館に逃れ帰った。ジュリオは自分の役目が果たされた暁には結婚しようとイメヅに言った。ガルシャが部下を率いてジュリオを旅館に襲ったが反対にジュリオの組伏せられてしまった。その時ガルシャがイネヅの兄であることが知れた。イネヅは彼の助命をジュリオに願ったが彼は聞き入れずガルシャを首府へ引立てた。イネヅは最後の窮策として彼女自身首府へ行き大統領に兄の助命を願ったが肝心のガルシャは未だ到着していなかった。それもその筈、ガルシャは再び反旗を翻さないことを誓わせられてジュリオから許されたのである。ジュリオが帰って来た時大統領は彼の僣越な行為を怒ったが革命に使用される銃器何万挺かを残らず捕獲したことを聞いて彼の手柄を賞賛しイネヅとの結婚を取計った。

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