東は西

解説

サミュエル・シップマン氏及びジョン・B・ハイマー合作の舞台劇からウィニフレッド・イートン・リーヴが映画劇向けに改作し、トム・リードが脚色及び台詞を下記、「恋愛四重奏」のモンタ・ベルが監督にあたった映画である。主役を演ずるのは「嵐」「激流恋をのせて」のルーペ・ヴェレスで、「西部戦線異状なし」「接吻」のルー・エイヤース、「法の外(1930)」「壁の穴(1929)」のエドワード・G・ロビンソン、「キング・オブ・ジャズ」「支那街の夜」の駒井哲、「愛の爆笑」「コケット」のヘンリー・コルカー、E・アリン・ウォーレン、「ラヴ・パレイド」のエドガー・ノートン、「サニー・サイド・アップ」のメアリー・フォーブス等が助演。カメラは「がらくた宝島」「ドレーク事件」のジェローム・アッシュが担任。ちなみにこの物語は1922年にもコンスタンス・タルマッジ主演にてF.N 社にて製作されたことがある。

1930年製作/アメリカ
原題または英題:East Is West

ストーリー

上海で中国人のホップ・トイが娘のミン・トイを奴隷に売ろうとした時、ビリー・ベンンソンと言う米国の青年が現れ、その忠言によって中国人のロー・サン・キーが彼女を買い取り、米国サンフランシスコの店に伴い帰った。ミン・トイは無邪気な娘で米人のためす所がみな良いことと思いその真似をして暮らした。中国街の悪人頭目チャーリー・ヨンは、このミン・トイの美しき姿を見てから嫁にくれとロー・サン・キーに迫っていた。ロー・サン・キーがこれに弱りぬいている時ビリー・ヴェンスンが帰って来て、ミンを自宅に引き取った。そして両親の反対を顧みず妻にしようとした。彼女を思い切れぬチャーリー・ヨンが襲ったりした事件があった後、今まで中国人の娘と思われていたミン・トイはホップ・トイの告白により幼少の頃さらわれた白人の娘と判明し、ビリーの両親も2人の結婚をゆるした。

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