バン・バニング・バン

劇場公開日:

解説

ロサンゼルスの北東に延びる通り“バンナイス・ブルバード”に集まる若者たちの恋と暴走を描く青春映画。製作はマリリン・J・テンサー、監督・脚本はウィリアム・サックス、撮影はジョセフ・マンジン、音楽はロン・ライトとケン・マンスフィールドが各々担当。出演はビル・アドラー、シンシア・ウッド、デニス・ボーウェン、メリッサ・プロフェット、デイヴィッド・ヘイワード、タラ・ストローメイヤー、ダナ・グラッドストーンなど。日本語版監修は戸田奈津子。イーストマンカラー、ビスタサイズ。1979年作品。

1979年製作/アメリカ
原題または英題:Van Nuys Blvd.
配給:ワールド映画
劇場公開日:1980年6月28日

ストーリー

ロサンゼルスの北東にあるバンナイス・ブルバードには、木曜日になると若者たちが集まり、若さを爆発させていた。そのバンナイス・ブルバードの事を知ったニューメキシコで暮らすボビー(ビル・アドラー)は、今の退屈な毎日から脱出してバンナイスに行く決心をしていた。一方、その夜のクルージングの為にガス・ステーションに寄ったグレッグ(デニス・ボーウェン)は、そこで、夢で見た娘とそっくりの可愛い娘カミール(メリッサ・プロフェット)を目にした。彼女がボーイフレンドといるにもかかわらず声をかけたことから、大喧嘩がはじまり、カミールには逃げられ、車は壊されるで、ショゲきっていたが、通りかかった金髪の娘にバイクに乗せてもらい、意外な楽しみを得るのだった。一方、バンナイスに着いたボビーは、食事をとるために寄ったドライブ・インで、カミールが同乗したバンを運転するムーン(シンシア・ウッド)に車のレースを挑んだ。しかし、運悪く巡査のザス(ダナ・グラッドストーン)に捕まった。留置所は、若い男女で賑わい、ボビー、グレッグ、ムーン、カミールの他にも、いつもザスに目をつけられているチューチ(デヴィッド・ヘイワード)らも捕えられ互いに親しくなっていた。当のザスは、ドライブ・インのセクシーなウェイトレス、ワンダ(タラ・ストローメイヤー)を口説こうとするが、逆にワンダの作略にはまり、手錠を取られたあげく、パンツ姿のままで路上にさらされてしまった。うまく逃げ出したワンダは、ヒッチハイクでチューチの車を停め、ここに新しいカップルが誕生。一方ボビーは、ムーンと再びレースをやり、ムーンが自分に気があることを確認。ボビーとムーン、チューチとワンダ、グレッグとカミールのそれぞれのカップルが、バンナイス・ブルバードの若い熱気の中で青春をぶつけ合うのだった。(ワールド映画配給*1時間34分)

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