ハリウッド宝船

劇場公開日:

解説

「アラスカ珍道中」のハル・ウォーカーが監督したミュージカルで、エド・ガードナーが大当たりしたラジオ番組の登場人物を活躍させて「我輩は名剣士」「アラスカ珍道中」のメルヴィン・フランク、ノーマン・パナマのチームが脚本を書き下し、ライオネル・リンドンが撮影した1945年作品。出演はエド・ガードナー、チャールズ・キャンター、エディ・グリーンの3人組、アン・トーマス、パリー・サリヴァン、「五番街の出来事」のヴィクター・ムーア、「スイング・ホテル」のマージョリー・レイノルズ、オルガ・サン・ファン等で、ビング・クロスビイ、ベテイ・ハットン、ポーレット・ゴダード・アラン・ラッド、ドロシイ・ラムーア、ヴェロニカ・レイク・バリイ・フイッシジェフード、ソニイ・タフツその他パラマウントのスター連が特別出演している。

1945年製作/アメリカ
原題または英題:Duffy's Tavern
劇場公開日:1949年5月

ストーリー

『ダフイの店』のマネージャーのアーチーは、店主ダフイの留守中、近くのナショナル蓄音機会社を失職中の復員職24人に、給食させていた。給仕のエデイとフイネガンは、アーチーの処置を心配している。蓄音機会社の社長オマリイは、原料さえ手に入るようになれば作業を始めるから、14人と彼の食費はアーチーに払えるというのである。アーチーはオマリーの娘ペギーにほれているのだが、とは知らぬ彼女は父がアーチーのお情で食事しているのを憤慨する。店主の娘ダフイ嬢が店の帳簿を調べにやって来たが、彼女は帳簿調べは忘れ、14人の復員兵士を助けることは国民的義務だと感激し、父へは何の報告も出さない。職長だったダニイはアーチーが窮地に陥ることを心配し、オマリイ社長を訪ね、ペギーに会うと、途端に恋に陥った。原料はインドから着いているが、銀行がオマリイに貸出しないので、事態はおだやかでない。しかもダフイ氏は家計検査員を送ると言って来た。アーチーは窮余の一策、大パーティを思いついた。彼はビング・クロスビーやベティ・ハットンと友達だと広言していたのだが、実はサインをもらっただけなのだった。しかしフイネガへの手前、今さら白状も出来ず、オマリイと2人でスター連が泊まっているホテルへでかけた。2人はペンキ屋に化けて入り込もうとすると、ホテルうきの探偵に泥棒と間違えられ、スター達の部屋を逃げまわった。このホテルの交換手をしているペギイと出会ったので、2人は事情を話すと、ペギイはベティ・ハットンその他のスター達に、ダフイの店のパーテイに出演して頂けまいかと頼んだ。スター達は決諾し、アーチー司会のもとにパーテイは盛大に開かれ大成功であった。オマリイの工場ではレコードが製造され、借金は返されて、アーチーの面目は立った。ペギイとダニイが恋仲になったことは、アーチーには痛手であったが、あなたは素晴らしいといって、ベティ・ハットンに抱きしめられたので、彼は有頂天になった。

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