早射ち二連銃

劇場公開日:

解説

スローン・ニブレーのオリジナル・シナリオから「硝煙のユタ荒原」のジョセフ・ケインが製作、監督した西部劇。撮影はバッド・サッカリー、音楽は同じく「硝煙のユタ荒原」のR・デイル・バッツ。出演者は「ならず者部隊」のスキップ・ホメイヤー、新人クリスティン・ミラーを中心に、ジョージ・マクレディ、ウォーレス・フォード、ナチョ・ガリンドなどの傍役陣。

1956年製作/アメリカ
原題または英題:Thunder over Arizona
配給:リパブリック=NCC
劇場公開日:1957年4月13日

ストーリー

悪名高い無頼漢“猟銃”ケリーを正当防衛で倒したカウボーイのティム(スキップ・ホメイヤー)は、その猟銃を奪ってトウムストンへ乗りこんだが、ケリーと間違えられてしまう。町長のアーヴィン・プラマー(ジョージ・マクレディ)は“猟銃”ケリーが現れたと聞き、早速、雇い入れる。目の上の瘤であるウォーレン一家が持っている有望な銀紘を乗っ取るためである。その頃、プラマーの息のかかった保安官は、いかさま賭博でウォーレン一家の家長プリニーに難癖をつけて殺害したが、一部始終を見ていた息子のタブに返り討ちにされた。タブはプラマーの手下のため傷を負いつつも、一家を鉱山居住区に移して自らは弟のマーク、ジャッド、それに美しい娘フェイ(クリスティン・ミラー)と坑道に立て篭もり、保安官殺しとしてタブを追求するプラマー一味に対抗した。いつかフェイを愛するようになったティムは、あるメキシコ人の密告でプラマーが彼の正体を知ったのを機会に、ウォーレン一家に助力を決意した。激戦が続き、プラマーは鉱山を乗っ取ったが、ティムはタブらと相談の上、ダイナマイト置場に一味をおびき出そうと計った。計画は図にあたりジャッドはプラマーを射殺。大爆発で重傷を負ったプラマーの顧問弁護士ハル・スタイルズの告白で、偽造書類で鉱山を入手しようとしたプラマーの奸計も消滅。ウォーレン一家は元通り鉱山の経営に当ることになり、ティムはフェイと結ばれる。

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