「最後のオチだけはよく覚えていた。」八十万年後の世界へ タイム・マシン マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
最後のオチだけはよく覚えていた。
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小学二年か三年の頃、白黒テレビで見たのが初見。今回は二回目となろう。カラーとは知らなかった。と言うよりも『猿の惑星』や『ソイレント・グリーン』等のディストピアな話と重なって、二回目の様な気がしない。また、映画と小説が違うと初めて気付いた。
カラーで見てて初めて気付いたが、未来の人が全て金髪の白人だと気付いた。
それで疑問に思い、
何年か振りで原作を読んで見た。はっきりした。
モーロックは滅び、イーロイは革命を起こした訳だが、僕はそれを社会主義の建国と捉えていた。しかし、詳細を探ると全く逆と知ってしまって、少しショックである。ウェルズは社会主義者ではないし、モーロックが『労働者階級のなれのはて』で、イーロイは『退廃した支配層のなれのはて』だたったのだ。
別の意味でこの映画見て、原作を読んで良かったと思う。やっぱりイギリス何だよね。
ガキの頃見て感動して、その他の『これ系の話』は散々見たり読んだりしたが、サイエンスフィクションはベルヌやコナン・ドイルの方が数段上と知った。
80万年後白人だらけの社会♥になることを許せますか?見方を変えれば、ナチスや白豪主義に繋がる。
最後のオチだけはよく覚えていたが、座標を別の視点で考えた場合、そもそも出鱈目と理解すべきだろう。勿論、この原作は1895年なので一般相対性理論は
1905年でまだタイムマシーンが不可能とは証明されていないので、それに言及するつもりは無い。
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