八十万年後の世界へ タイム・マシンのレビュー・感想・評価
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安心して観ていたが…
タイムマシンを作った男
友人たちに馬鹿にされ、寂しいし悔しい
数日後、友人たちがまた集まり、そこへボロボロな姿の男が入ってきて、
タイムマシンに乗り、未来へ行った話をする
無事に現代に戻ってくるのを分かった上で観ているので、
ハラハラするシーン、ドキドキするシーンも安心して観ていたが、
ラストシーンが…
50年以上も前の映画なので、オーイ!!ってツッコミどころ満載
でも、面白かったです。
最後のオチだけはよく覚えていた。
小学二年か三年の頃、白黒テレビで見たのが初見。今回は二回目となろう。カラーとは知らなかった。と言うよりも『猿の惑星』や『ソイレント・グリーン』等のディストピアな話と重なって、二回目の様な気がしない。また、映画と小説が違うと初めて気付いた。
カラーで見てて初めて気付いたが、未来の人が全て金髪の白人だと気付いた。
それで疑問に思い、
何年か振りで原作を読んで見た。はっきりした。
モーロックは滅び、イーロイは革命を起こした訳だが、僕はそれを社会主義の建国と捉えていた。しかし、詳細を探ると全く逆と知ってしまって、少しショックである。ウェルズは社会主義者ではないし、モーロックが『労働者階級のなれのはて』で、イーロイは『退廃した支配層のなれのはて』だたったのだ。
別の意味でこの映画見て、原作を読んで良かったと思う。やっぱりイギリス何だよね。
ガキの頃見て感動して、その他の『これ系の話』は散々見たり読んだりしたが、サイエンスフィクションはベルヌやコナン・ドイルの方が数段上と知った。
80万年後白人だらけの社会♥になることを許せますか?見方を変えれば、ナチスや白豪主義に繋がる。
最後のオチだけはよく覚えていたが、座標を別の視点で考えた場合、そもそも出鱈目と理解すべきだろう。勿論、この原作は1895年なので一般相対性理論は
1905年でまだタイムマシーンが不可能とは証明されていないので、それに言及するつもりは無い。
男のロマンですね
今のSF映画と比べると、子供騙しのような感じかもしれないが、それなりに面白く見られる。
未来の記憶媒体が面白かった。高度に技術が進歩するほど、シンプルなものになると言うことで、リングを駒のように回すと音声が再生される道具、なるほどなと思った。
最後、また元の未来に戻る?という、男のロマンですね。なぜかすごく気にいっている映画です。
Which three books would you like to take? タイムトラベル物の大元祖‼️
最近「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にハマっているので、元祖である「タイムマシン」を観てみました。1960年の作品だけあって古いですがなかなかエンタメしてて、当時の人は面白かったのではないでしょうか?
何がスゴいかっていうとこの原作をH.G.ウェルズが書いたのが1985年だって事でしょう。スゴい想像力です。ってか、H.G.ウェルズさん
1895年「タイムマシン」
1896年「ドクターモローの島」
1897年「透明人間」
1898年「宇宙戦争」
・・・毎年歴史に残ってるスゴいSF小説出してる⁉️どうなってんの、頭の中‼️
「タイムマシン」は四次元の話に触れたり、時間を移動しても空間移動はできなかったりと、ほんのり科学的でした。しかし、地球の大陸は動いているので80万年後ってイギリスの島はまだ同じ位置にあるのでしょうか?同じ位置にしか時間移動できないのなら、80万年後には地面移動してて海にドボンってなったりしない?
・・・いや、100年以上も昔の小説にツっこんじゃ駄目だ😣
あの回すと音声が流れるリングのアイデアは面白かったですね。回ってなきゃ音がでなくって歌一曲分も聞けないので実用性には欠けますが1000円ぐらいで売ってたら買っちゃいそうです。
人間が地下と地上との2つの種族に別れていたり、地下のモーロックがイーライを食用の為に家畜にしていたりというアイデアって当時は衝撃的だったでしょうね。なんだか映画が面白かったというか、H.G.ウェルズがスゴいっていうのを改めて感じた作品でした。
是非特典映像付きのDVDでごらん下さい
米国の円谷英二とも言えるジョージ・パルの名作
宇宙戦争と合わせて、本作のふたつは最低観ていななければ、SFファンと名乗るのは恥ずかしい事です
それほどの古典中の古典
とか偉そうに上から目線で言ってますが、遥か大昔に観たきりで、何もかもすっかり忘れ果てていました
今回改めて観ての気づきがありました
イーロイの食事場所が何となく、日本の丸いちゃぶ台です
茶色の座布団も引いてあります
ヒロインのウイーナが正座したりします
モーロックのビジュアルは、これ青鬼です
角付けたらそのものです
地下世界は地獄の絵巻物じゃないですか
美術には中国名の人物があります
特典映像のメイキングでもその中国系の人物が登場しています
日系人は参加していないようです
でも日本的なモチーフがあるのは確かです
びっくりしたのは、本作エンディンの続きがDVD のその特典映像のメイキングの中に含まれていました
主人公があの後33年振りに戻ってくるのです
何故33年?
その特典映像が作られたのが33年後の1993年だからです
主人公を演じたロッド・テイラーが、それなりに老人となり、その特典映像の司会をしながら、当時友人役をしていた役者を呼んで、一度紛失されたタイムマシンのセットを見つけ出して完全修復してそれで短い劇を演じてくれるのです!
これは見ものです
本編の味わいと余韻がより深くなることと思います
是非特典映像付きのDVDでごらん下さい
1895年のH.Gウェルズの小説「タイムマシン」が原作。この時代に...
1895年のH.Gウェルズの小説「タイムマシン」が原作。この時代にこれだけの先見性と科学的視点があったウェルズの天才的な凄さに驚嘆。ただの冒険映画に終わらずいろいろな社会問題、人間の本質、死生観が詰まっていてる映画だった。特撮もよく出来ていてる。
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