白牙(1925)

解説

ジャック・ロンドン氏の名高い小説を映画化した名犬ストロングハート作品で、ジェーン・マーフィン女史が脚色し、「沈黙の叫」「氷原の猛者」等と同じくローレンス・トリンブル氏の監督になったもので、「沈黙の叫」「氷原猛者」等に出演した名犬ストロングハートが主演し「四つの顔の女」「ロッキーの薔薇」等出演のセオドア・エルツ氏がルース・ドワイヤー嬢、チャールズ・マレイ氏等と共に助する。なお狼シルヴァアーも出演。

1925年製作/アメリカ
原題または英題:White Fang

ストーリー

「ラッキー13」金鉱の支配人ジョー・ホランドはスコットという青年が狼に襲われているのを救った。ホランドの娘モリーは鉱夫長ワイルドと婚約の間柄であったがワイルドは兎角の風評のある男であった。折も折採掘された金の鉱石が紛失した。ワイルドは人殺しの猛犬ホワイト・ファングを買って手馴づけようとした。南のほうから再び北上してきたスコットは鉱山付近の舞踏会の夜モリーと会って惚れ込む。ワイルドはスコットを憎んだ。人々は犬を喧嘩させて喜んだ。ホワイト・ファングは喧嘩に敗れて重傷を負った。スコットはそれを構わず買って救ってやる。モリーは婚約によってワイルドと心ならずも結婚の式を挙げた。そうして直ぐに彼が鉱石盗賊であることを発見したのでスコットとワイルドは格闘を始めたが、スコットは倒される。助けに来たホランドをワイルドは殺して逃走する。ホワイト・ファングは彼の跡を追撃して遂に暗殺してしまう。モリー・ホランドとスコットの幸福。

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