二十七人の漂流者のレビュー・感想・評価
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むかしの洋上の「正義」の話をしよう
中学時代に日曜洋画劇場で観て以来、何の情報も得られない作品です。当時は、実際の海難事件を扱った究極の選択について考え込み答えを出せず、それでタイトルは鮮明に覚えていました。10年前にマイケル・サンデルの正義についての講義をテレビで観る機会があって、その時まず思い浮かべた映画です。とても考えさせる作品ですが、映画としてはどうでしょうか。
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哲学的面白さ
大学の倫理の授業でみた。
1952年公開の映画ということで、派手なエフェクトなどないですが、船員達の心理描写は見事でひきつけられます。何が正しいのか、自分がその場にいたらどうするか、どうなるのか。そんなことを考えてしまいます。
実際に起きた事件を元にしているということで、すごく入り込める作品です。
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