劇場公開日 1963年7月5日

「【アニマルパニック不条理ムービーの嚆矢的作品。ワンシチュエーションで恐怖をあおる手法は現代でも通用すると思った作品である。】」鳥 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【アニマルパニック不条理ムービーの嚆矢的作品。ワンシチュエーションで恐怖をあおる手法は現代でも通用すると思った作品である。】

2022年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

知的

■突然舞い降りてきた1羽のカモメが、メラニー・ダニエルズ(ティッピー・ヘドレン)の額をつつき飛び去った。
 これが事件の発端だった。
 不吉な影がボデガ湾沿いの寒村を覆い、若い弁護士・ブレナー(ロッド・テイラー)はただならぬ予感に襲われる。そして、程なくブレナーの予感は現実となり…。

◆感想

 ・1963年製作作品なので、現代で観ると恐怖感はあまりない。

 ・但し。今作がその後のアニマルホラーに与えた影響は大きいと思う。

<巨匠、アルフレッド・ヒッチコック監督が撮り上げた傑作パニック。鳥たちが人間を襲うというワンシチュエーションで、あらゆる恐怖を引き出す手腕は見事だと思った作品である>。

NOBU