凸凹カウボーイの巻

劇場公開日:

解説

「ハリウッド玉手箱」「凸凹探偵の巻」のアレックス・ゴットリーブが製作に当り、監督は「凸凹空軍の巻」「凸凹お化け騒動」「凸凹海軍の巻」のアーサー・ルービン「腰抜け二挺拳銃」のエドマンド・L・ハートマンのオリジナルを「凸凹西部の巻」のジョン・グラントにトルー・ボードマンが脚色を担当し、古くからのカメラマン、ジョン・W・ボイルが当っている。主演はアボット・コステロの凸凹組に「凸凹空中の巻」のテナー、ディック・フォーラン、凸凹映画初期の頃の1942年作である。

1942年製作/86分/アメリカ
原題または英題:Ride'em Cowboy
配給:セントラル
劇場公開日:1950年3月21日

ストーリー

ニューヨークの郊外、ロニグ・アラルンドに慈善金募集のロデオ大会が催される。デュークとウィロウビイはホット・ドック売りとして、ブロードウェイから1歩も出掛けないくせに西部の唄の歌手としまた西部小説のベスト・セラー作者として有名なボブ・ミッチェルも一役買って参加するが、ボブは馬の乗り方さえ知らず、心秘かにボブに憧れるロデオのエース、アリゾナの牧場主の娘アン・ショウのひんしゅくを買ってしまう。ボブはアンを一目見て好きになり、名誉挽回のためアンの汽車に乗ってアリゾナに向かうが、同じ汽車には、ロデオでへまをやり、雇主に追われたデュークとウィロウビイも同乗している。2人は車中で牧童相手にポーカーを戦わし大いに勝って相手を丸裸にしてしまう。アリゾナの終点駅につくと、そこにはアンの父親サム・ショウ、アンを愛している管理人のアラバム、牧童のトム、ディック、ハリイに女牧童のドッティ・デイヴィスに土地の賭博師エイス・ヘンダーソンも出むかえて居り、一同ははからずも下り立ったボブを見て大いに喜ぶ。ウィロウビイは駅でインディアン土産の弓矢を買い、早速矢を射たところ、その矢が酋長ジェイクレインウォターの肥っちょの妹ムーンビーンのテントに当たってしまう。これはインディアンの習慣でムーンビーンに求婚したことを意味する。聞いて驚いたウィロウビイは逃げるがジェイクはしつこく追いかける。賭博師エイス・ヘンダーソンは自分の運命を、近く催される州ロデオ大会の選手権にかけており、手強い競走者ショーを除くために、ロデオに参加する途中のボブとアラバムを誘かいしてしまう。後から出掛けたデュークとウィロウビイはジェイクの率いるインディアンの騎馬隊に追っかけられて、逃げ廻る内に偶然ボブとアラバムを発見して2人を救出し、時間間際のロデオ大会に乗りこみ、ボブは美事選手権を獲得する。ボブはアリゾナに到着以来ロデオの猛練習していたのであるが、此のため遂にアンとボブは結ばれる。しかしウィロウビイは遂にジェイクにつかまりムーンビーンと強制結婚させられるが、デュークがムーンビーンに化けて事を逃れる。

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