天空巡邏隊
解説
「天空大王」「天空の修羅王」と同じくブルース・ミッチェル氏が監督したアル・ウイルソン氏主演空中活劇で、ウィルソン氏原案の物語をウィリアム・レスター氏が脚色した。助演者はジャック・モワー氏、エルザ・ベンハム嬢等である。
1928年製作/アメリカ
原題または英題:The Air Patrol
ストーリー
アル・ラングドンは米国航空巡察隊の腕利きの飛行家だった。彼は、近頃国境上を飛行機で突破して大規模の密輸を行っている悪漢団を捕らえようとして活動し、そのためには天空で身の毛のよだつような命懸けの冒険を演ずることが度々あった。たまたまこの密輸団の頭目は航空会社の社長の如くに装ってロヴエールという男であることを嗅ぎつけたアル・ラングトンは恰も航空巡察隊を免職されたもののように装ってロヴエールに一飛行家として雇われた。そしてアルは苦心惨憺を重ね幾度か危地に陥った末、ある日巨額のダイアモンドとメリイ・レーシーという美女とを乗せて逃げようとする頭目ロヴエールの飛行機を追跡し、空中大冒険を演じた末目的を果たし、ゆくりなくも美女の恋をもアルは捷ち得たのである。
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スタッフ・キャスト
- 監督
- ブルース・ミッチェル
- 脚色
- ウィリアム・レスター
- 原作
- アル・ウィルソン
- 撮影
- ウィリアムス・S・アダムス
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