妻といふ妻

解説

「武者一騎」「鉄拳の響」と同じくスティーブン・フォックスの原作、「愛に輝く眼」と同じくロイド・イングレアムの監督により、メアリー・マイルス・ミンターの主演した人情劇で、相手は新顔のコリン・チェースである。ジョージ・ペリオラットや、ミンターの妹マーガレット・シェルビーも出演する。

1918年製作/アメリカ
原題:Wives and Other Wives

ストーリー

結婚してからまだ数日しか経たぬロビンは、一束の手紙を焼こうとしているところを夫のジェッフリーに発見された時、それがほかの男から来た手紙だと言った。夫は大いに嫉妬心をそそのかされる。時も時この室へクレイグという男が間違って飛び込んで来てロビンに泥棒と間違えられ発砲される。彼が気絶したのを見てロビンは驚いて医者を迎えに行った留守へ、ジェッフリーが帰って来てクレイグが酔払って寝ているのだと誤解し、離婚をしようとまで憤る。親切なコーラン判事は夫妻の仲を和げようと、知り合いのダブルデイ夫妻とともに2人を田舎の別荘に招待する。ここでまたクレイグが飛び出したために一騒動が起こり、その上ダブルデイ夫妻が宝石を盗まれたように装って保険金を搾取しようとし、これを知った運転手と女中が本当にその宝石を盗んだりして、事件は混沌としてくるが、ロビンが運転手と女中の悪事を発見したことから事件は解決しはじめ、ロビンが夫から誤解された手紙も実は夫の書いたものであると分かり、大嵐のあとで再び陽の光を仰ぐような終わりとなる。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く