誰が罪ぞ?

解説

リタ・ウィーマン原作の舞台劇に基づき、ジュールス・ファースマンが脚色し、クラレンス・ブラウンが監督した探偵劇で、主役は「意気天を衝く」等出演のクレア・ウィンザー、「メアリー・ゴー・ラウンド」「生霊の踊」等出演のノーマン・ケリーで、その他バーバラ・ベッドフォードやリチャード・トラヴァース等が出演する。すこぶる緊張したミステリー・ドラマとしてアメリカでは大好評を博したものである。

1923年製作/アメリカ
原題または英題:The Acquittal

ストーリー

アンドルー・ペンティスが一夜何者にか殺害されていた。周囲の証拠によって彼の養子のケニス・ウィンスロップが犯人と目され捕縛されて公判に付せられたが、証拠は彼に不利で有罪の宣告が下されようとした。その証拠とは2つの時計の指針の示す時間なのであったが、彼の妻はその反証を挙げたので、ケニスは無罪放免になった。ケニスの義理の兄ロバートはかつてケニスの罪に恋し、かねてケニスに嫉妬の眼を向けていたので、犯人は彼ではないかとも疑われ、事件は迷宮に入って暗中に彷徨してしまったが、手紙が1通重大な証拠となって、誰も予測しなかった真犯人が暴露される。

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