黄昏に帰れ

劇場公開日:

解説

アイリーン・バシング原作の小説を「軍曹さんは暇がない」のマーヴィン・ルロイが監督映画化した心理ドラマ。脚色は原作者と夫のロバート・バシングの共同。撮影を「地獄の拳銃」のジョセフ・バイロック、音楽をジミー・マクヒューが担当している。出演するのは「大いなる西部」のジーン・シモンズ、「マクベス(1948)」のダン・オハーリー、ロンダ・フレミング、エフレム・ジンバリスト・ジュニア、スティーブン・ダン等。製作マーヴィン・ルロイ。黒白・スタンダードサイズ。1959年作品。

1959年製作/アメリカ
原題または英題:Home Before Dark
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1959年7月28日

ストーリー

シャーロット・ブロン(ジーン・シモンズ)は、1年間を精神病院で過した後、大学教授の夫アーノルド(ダン・オハーリー)の元へ戻った。だが家の空気は1年前と少しも変わっていなかった。ブロン家にはシャーロットの義姉で美人のジョーン(ロンダ・フレミング)と、同じくシャーロットの継母でお節介女のイネス(M・アルバート)という2人の同居人がいた。そこへもう1人同居人が舞いこんだ。夫と同じ大学の哲学科の講師ジェイク(エフレム・ジンバリスト・ジュニア)だ。アーノルドはシャーロットに肉体的な魅力を感ぜず、夫婦関係を断った。シャーロットは夫とマルカム教授のパーティに彼女が出席することでいさかいをした。--5年前、シャーロットは若い金持ちの銀行家ハミルトン(スティーブン・ダン)から求婚されていた。しかし、彼女はアーノルドが好きで、派手好きのジョーンの真似をした。アーノルドの結婚は2年でだめになった。--アーノルドはジョーンとパーティに出席した。アーノルドはシャーロットの愛を拒絶した。シャーロットはイネスとボストンに行き、そこでハミルトンに会った。彼はいまでもシャーロットを愛していた。シャーロットは夫とジョーンの仲を疑ったため、彼はまたもや医師を呼んだ。ジェイクは大学を辞めてニューヨークに行った。彼女は夫に別居を申し出たがだめだった。クリスマスの日、シャーロットはジョーンの扮装をして夫の前に出たため、彼の怒りは遂に爆発した。しかし、彼女は精神科の治療をうけるとともに、はっきりと離婚することに決心した。夫とジョーンは愛し合っていたのだ。そして、イネスとジョーンに家から出てもらうことにした。彼女には狂乱の影はなく固い決意と第2の人生にふみだす明るい希望があった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第16回 ゴールデングローブ賞(1959年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀助演男優賞 エフレム・ジンバリスト・Jr.
詳細情報を表示

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く