太鼓の響き

劇場公開日:

解説

「対決」のアラン・ラッド主演で、「ディミトリアスと闘士」のデルマー・デイヴスが製作・脚本、監督した1954年作品である。撮影は「獅子王リチャード」のペヴァレル・マーレー、音楽は「愛の泉」のヴィクター・ヤング。共演者は「豪傑カサノヴァ」のオードリー・ダルトン、「栄光何するものぞ」のマリサ・パヴァン、「地獄の狼」のロバート・キース、ロドルフォ・アコスタ、チャールズ・ブロンソンなどである。

1954年製作/111分/アメリカ
原題または英題:Drum Beat
配給:ワーナー・ブラザース映画日本支社
劇場公開日:1955年4月6日

ストーリー

白人の勇者としてインディアンに恐れられるジョニー・マッケイ(アラン・ラッド)は、カリフォルニアのインディアン、モドック族との講和条約を結ぶ使命を帯びて駅馬車で出発したが、途中待ち伏せしていたキャプテン・ジャックの率いるモドック族に襲撃され、激闘ののちようやく血路を開いてカルマス砦に辿りついた。砦で彼は、かつて危い一命を救ってやったモドック族の娘トビー(マリサ・パヴァン)とその兄の若い酋長マノックに再会した。トビーはジョニーに恋していたが、彼にははるばるワシントンからやって来たナンシー・ミーク(オードリー・ダルトン)という婚約者がいるのを知って諦めていた。キャプテン・ジャックの不穏な行動で辺境に危機は増大し、グラント大統領はジョニーをインディアンとの講和使節に任命した。トビーとマノックはジョニーの身を心配して一行に加わった。一行がインディアンの領地に入るや否や、キャプテン・ジャックは攻撃を命じ、凄愴な激戦が展開された。トビーは自分の命を捨ててジョニーを救った。ジョニーは義勇隊の応援を得てモドック族を追撃し、キャプテン・ジャックをついに生け捕りにした。無事砦に引き揚げたジョニーは待ち侘びたナンシーと抱き合った。

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