ターザンと密林の女王
劇場公開日:1954年11月20日
解説
「ターザンの憤激」のソル・レッサーが製作したターザン映画1951年作品。サミュエル・ニューマンとフランシス・スワンの脚本から「黒い絨毯」のバイロン・ハスキンが監督、「ライムライト」のカール・ストラッスが撮影、ミシェル・ミシュレが音楽を担当した。出演者は「ターザンの憤激」のレックス・バーカー、「突然の恐怖」のヴァージニア・ヒューストン、ジョージ・マクレディ、ダグラス・フォーリーら。
1951年製作/アメリカ
原題または英題:Tarzan's Peril
配給:RKO日本支社
劇場公開日:1954年11月20日
ストーリー
ターザン(レックス・バーカー)の住む密林の近くに、女酋長の下で平和に暮らすシュバ集落と気の荒いヨランゴ集落とがあり、アシュバの女酋長がヨランゴの酋長の求婚をはねつけたため両集落の関係は険悪だった。あるとき、密林を巡回中の保護監督官が白人の武器密輸商に殺された。彼らは脱獄囚だった。一方兇悪犯ラドジェック脱獄の報をうけた長官は直ちに密林全体に警戒網を張った。ラドジェックは監督官を射殺した後、一緒に脱獄した仲間の1人に重傷を負わせて置きざりにした。ターザンは虫の息のその男を発見し、更に監督官の死をも確認した。そしてラドジェックらの足跡を辿って彼らの夜営地を発見し、人影のないのを幸いに彼らの運搬してきた多量の銃を河へ投げ捨てた。だが、ヨランゴ集落の酋長を伴って帰ってきたラドジェックに現場を抑えられ、さんざんな目にあわされた上、河に投げこまれてしまった。ヨランゴ集落はその後すぐアシュバを襲い、女酋長以下全員を捕虜にしたが、その夜、チータに助けられて元気回復したターザンが集落に忍びこんで捕虜を解放し、ヨランゴの酋長を倒した。ラドジェックはたった1人密林をさまよった末、ターザンの小屋に辿りつき、ジェイン(ヴァージニア・ヒューストン)を脅迫して道案内をさせようとしたが、そのとき蔓づたいにターザンが立ち戻って彼を倒した。
スタッフ・キャスト
- 監督
- バイロン・ハスキン
- 脚本
- サミュエル・ニューマン
- フランシス・スワン
- 原作
- エドガー・ライズ・バロウズ
- 台詞
- John Cousins
- 製作
- ソル・レッサー
- 撮影
- カール・ストラス
- 音楽
- ミシェル・ミシェレット
- 録音
- フレッド・ロウ
- 編集
- ジョン・マレイ