底抜け最大のショウのレビュー・感想・評価
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底抜け最大のショウ
「ホワイト・クリスマス ('54米=パラマウント)」に続き、ヴィスタヴィジョン・システムで撮影されたパラマウント社の第2作目という贅沢な仕様(超高画質&テクニカラー)で製作された底抜け映画だ。パラマウント・スタジオでサーカスを舞台にした映画と言えば、セシル・B・デミル監督の傑作、「地上最大のショウ ('51米=パラマウント)」を想い出してしまい、かなり期待して観たにもかかわらず、全く面白くない。スラップスティック的な乾いた笑い、ナンセンスなギャグ、楽しいミュージカルナンバーも特に無く、かなり湿っぽい涙を誘うようなペーソスな方向に向かってしまっている。と言うのも、監督がいつものフランク・タシュリン、ノーマン・タウログ、ジョージ・マーシャル、ハル・ウォーカー等のコメディを専門とする監督ではなく、B級に近い戦争映画やアクション映画を数多く撮っていたジョセフ・ペブニーだったからであり、「監督が違うとこうも映画って違ってしまうのか!」ということを、子供ながらに初体験したのであり、その意味においてはとても貴重な経験だった底抜け映画である。
余談: 脇役はかなり充実しているのだが。ジョーン・ドルー、エルザ・ランチェスター、ウォーレス・フォード、ザ・ザ・ガボール、シグ・ルーマン、ニック・クラヴァット等。でも面白くない。
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