世界の選手

解説

故ウォーレス・リード氏主演のパ社映画の一つで、かつてニューヨークで好評を取ったA・E・トーマス氏トーマス・ラウデン氏合作の舞台劇をJ・E・ナッシュ氏が脚色し、「大陸突破」等同様フィリップ・E・ローゼン氏が監督した。相手役はロイス・ウィルソン嬢。軽い喜劇めいた物。

1922年製作/アメリカ
原題または英題:The World's Champion

ストーリー

英国中流の家庭に生まれたウィリアム・バーロウスは上流貴顕の社界に時出入りしようと望んでいたが、エリザベス・ガルトンという上流の令嬢に会い彼女の従兄ブロキントンの為に散々な目にあわされた。そして彼は自分の父にも見放された。彼が飜然米国に渡り刻苦して拳闘の大選手となり7年振りで帰国してみると、浮世の変遷こそ奇しきもので、かつて彼が焦がれていたガルトン嬢は彼の父の秘書役になっていた。父の為にまたも追い出されようとした時、彼こそ今世間で有名な拳闘家「無敵ウィリアムス」である事が知れ、バーロウズの名誉すなわち英国中の認める所となり、現金な親爺は彼を始めて歓迎した。ウィリアムはかつて辱められたブロンキントンに復讐しガルトン嬢と結婚した。

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