世界航空戦

解説

新人ジョン・キングと「超人対火星人」のジーン・ロジャースが主演する連続映画で、エディ・リッケンバッカー大尉原作の小説をウィンダム・ギッテンスが脚色し、西部活劇に経験多いフォード・ビーブ及びクリフ・スミスが共同監督し、「超人対火星人」のリチャード・フライヤーが撮影した。助演は「百雷猛獣島」のノア・ビアリー・ジュニア、「再び逢う日」のガイ・ベイツ・ポスト、「虎鮫島脱獄」のアーサー、ロフトその他の面々である。

1936年製作/アメリカ
原題または英題:Ace Drummond

ストーリー

国際航空会社の中国コース開拓のため、派遣されたエース・ドラモンドは謎の飛行機に襲われ危うく落下傘で飛び降りた。彼は行方不明になった父を探しているペギイ・トレイアナと知り合いになり、2人は考古学者ボーア博士のため監禁される。隙を見て2人飛行機で逃げる時、高射砲を浴びて寺院に不時着しラマ高僧に救われた。ペギイの父親トレイナー氏の所在に目当てがつき2人は探検飛行に出たが、実はそれ以前父親はボーア博士に捕らえられ中国硬玉の鉱脈の位置をもらすよう脅迫されている。この地には悪漢団「黄龍団」が跳梁しており、エースは彼らと戦いつつ危険を再びラマ僧に救われる。ペギイは密かにボーア博士邸に忍び入り父を助けんとし、却って捕らわれの身となる。エースは蒙古の探偵キイの応援を得てペギイ親子を救いに行き黄龍団と闘う。大勢の敵に囲まれ危地に陥った時、ペギイは命を捨てて味方を救った。しかしラマ寺ではカイ・チェックに煽動されて暴動が起こりリトレイナーは捕らわれてしまう。エースはジェリーの援助を得てカイ・チェックを追いついに黄龍団の本拠を襲って頭目を殺す。頭目はラマ僧の高弟チャン・ホウであった。かくして世界空路の難関中国コースは開拓された。

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