西部のバリケード

劇場公開日:

解説

「恐怖の街」のウィリアム・サックハイムの脚本をピーター・ゴッドフリーが監督した西部劇。撮影は「カルタゴの大逆襲」のカール・ガスリー、音楽はウィリアム・ラヴァ。出演者は「チャンピオン」のルース・ローマン、レイモンド・マッシー、デーン・クラーク、ロバート・ダグラスなど。製作はソール・アーキンス。

1950年製作/アメリカ
原題または英題:Barricade
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1963年6月7日

ストーリー

鉱山という特殊な世界にボブ・ピータース(デーン・クラーク)という若者と、ジュディス・バンズ(ルース・ローマン)というお尋ね者の美女が入りこんだ。が、ジュディは町で保安官に見破られ駅馬車で逃げる途中、岩山に車輪が乗り上げたため駅馬車もろとも吹き飛ばされ失神した。その時、助けたのがピータースだった。が、この2人を待ち受けていたのは、ボス・クリューガー(レイモンド・マッシー)たちだ。ピータースの仕事は廃坑中に入りダイナマイトを仕掛けるのだが、いつしか彼はクリューガーに対し仕事で圧迫するようになっていた。ある日、ピータースは廃坑の中でダイナマイトを仕かけ、皆が外へ出ても取り付けに懸命だった。そんな彼を怒ったクリューガーは手下とともに入ると、突然ピータースが外へ走り出した。瞬間、クリューガーが気づいた時はすでに遅かった。ダイナマイトは轟然と爆発していた。みごとなピータースの計略だった。その夜、この地獄絵図だった鉱山に陽気な笑い声が響いた。ピータースとジュディスはみなに祝福されながらこの地を去っていった。が、その夜、廃坑に閉じ込められたはずのクリューガーが脱出してきた。一方、荒野の真ん中へ馬車をすすめるピータースとジュディスに突如不幸がもち上がった。鉱山を出る時くんでおいた水が塩水だったのだ。2人は引き返すよりほかはなかった。廃坑にたどり着いてみると、そこには仲間たちの無数の死体が転がっていた。そして茫然と立ちつくす2人の前に突如クリューガーが拳銃片手に現れた。ピータースとクリューガーは炭坑の中へ入っていった。数分の重い沈黙があった。そして出てきたのはクリューガーを殺したピータースだった。

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